第20話 ページ25
「A？入りますよ？」
『先生…？』
「調子はどうですか？」
『昨日より明らかに見えなくなってます…。』
「そうですか…。」
『先生、皆の所に行きたいです。』
「皆を呼んで来ることも出来ますよ？」
『私が行きたいんです。』
「Aが大丈夫なら良いんですよ。」
『ありがとうございます！』
「不安なので手を貸しましょうか？」
『…お願いします…。』
そう言って先生は私に左手を差し出してくれた。
私は先生の左手を右手で掴んだ。
「誰の部屋に行きます？」
『誰が起きてそうですかね？』
「小太郎は起きてそうですけどね…」
「晋助は起きてる気も起きてない気もしますね…」
「銀時は起きてないですね。」
『そうですね。銀時は無いですね。』
『小太郎の部屋に行きません？』
「そうですね。それが良いと思います。」
『小太郎？起きてる？』
「Aか？入って良いぞ。」
「先生まで…？」
「私はAの付き添いですから気にしないでください。」
「はい…。」
「A、どうしたんだ？」
『別に用は無いんだけど、話たくって！』
「そ、そうか」
『小太郎、早起きだね。』
「そうか？習慣になってるからな…」
『偉いね。だって、銀時って絶対起きてないでしょ？』
「アイツはな…」
『否定出来ないでしょ？』
「そうだな」
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高杉るな - この作品はちょっと切なくて、良いですね!(いきなりすみません）あと作者さんが一生懸命(？）なのが分かります！更新､楽しみにしてます♪ (2017年11月28日 17時) (
レス) id: 264bb20a3e (このIDを非表示/違反報告)
甘党。(プロフ) - 夜空 星月さん» ありがとうございます！ (2017年11月26日 16時) (レス) id: 95933b74ce (このIDを非表示/違反報告)
甘党。(プロフ) - 夜空 星月さん» はい…。夢主には終わりがあります。余命と言う言葉があるなかでも皆さんの心が温まるような話に出来たらと思っています。 (2017年11月26日 16時) (レス) id: 95933b74ce (このIDを非表示/違反報告)
甘党。(プロフ) - ムクロさん» 提案ありがとうございます！松陽先生の傷は盲点でした…。これから先この作品に生かせたら是非使わせて頂きたいです…！ありがとうございます。 (2017年11月26日 16時) (レス) id: 95933b74ce (このIDを非表示/違反報告)
夜空 星月(プロフ) - 更新頑張ってください (2017年11月25日 14時) (レス) id: 5d15086cca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：甘党。 | 作成日時：2017年3月31日 13時
