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第15話 ページ19

昨日は部屋に戻って布団に入ってからの記憶が無い。

おそらく爆睡だったんだろう。

流石に初日から授業をぶっ通しはやり過ぎた。

とは言え、今日もぶっ通しで授業に出る覚悟だ。

早く準備を済ませようと立ち上がろうとしたとき。

急にふすまが開いた。

「おい。A〜?」

『あ、銀時か…』

「どうした?」

『どうしたじゃないよ…入ってくんなら声掛けて…』

『急にふすまが開いたからびっくりした…。』

「あぁ…今度から気を付ける…」

『…』

「…何だよ?俺なんか変なもんでも付いてるか?」

『え?』

「なんか顔しかめてるだろ?」

『なんか視界がぼやける…』

「寝起きだからじゃねぇのか?」

『…そうだよね…』

「体調は?」

『完全復活。』

「そうか…それなら良いんだけどよ。」

「あんま無理すんなよ。」

『さぁ、それはどうかね?』

「本当にやめろよな!?」

『はいはい。わかったから』

そう言って私は銀時の背中を押して部屋から追い出す。

「わかってねぇだろ!」

『朝からうるさい〜』

そう言って私は耳を塞ぐ。

「…わぁったよ!」

「もう心配してやんねぇかんな!」

銀時が拗ねて部屋を出ていった。

『そう言って、心配してくれるくせに…』

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高杉るな - この作品はちょっと切なくて、良いですね!(いきなりすみません)あと作者さんが一生懸命(?)なのが分かります!更新、楽しみにしてます♪ (2017年11月28日 17時) (レス) id: 264bb20a3e (このIDを非表示/違反報告)
甘党。(プロフ) - 夜空 星月さん» ありがとうございます! (2017年11月26日 16時) (レス) id: 95933b74ce (このIDを非表示/違反報告)
甘党。(プロフ) - 夜空 星月さん» はい…。夢主には終わりがあります。余命と言う言葉があるなかでも皆さんの心が温まるような話に出来たらと思っています。 (2017年11月26日 16時) (レス) id: 95933b74ce (このIDを非表示/違反報告)
甘党。(プロフ) - ムクロさん» 提案ありがとうございます!松陽先生の傷は盲点でした…。これから先この作品に生かせたら是非使わせて頂きたいです…!ありがとうございます。 (2017年11月26日 16時) (レス) id: 95933b74ce (このIDを非表示/違反報告)
夜空 星月(プロフ) - 更新頑張ってください (2017年11月25日 14時) (レス) id: 5d15086cca (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:甘党。 | 作成日時:2017年3月31日 13時

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