4027話 ページ46
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「・・・・・・・・・・・・朝、だな」
瞳に飛び込んできたのは、眩しき朝である。
自室の布団で目を覚ましたことに何故だか違和感が拭えない私は、ひたすら昨晩の記憶を辿っていった。すると、逆上せてぶっ倒れたこと、そしてその原因となった出来事がぷかりと浮かんできて。
「お、沖田だ・・・・・・!!」
元凶が我らが沖田総悟であることをしっかりと思い出した私は、自分がしっかりと寝間着を装備しているのに新たなる疑念を発見。あの場でぶっ倒れたはずの私が、この場で寝間着で朝を迎えるということは、アレだ。アレだよな。いや、そうだよな。・・・・・・・・・・・・アレだよな。
慌てて飛び起きて沖田の部屋へダッシュ。スピードに驚いたように避ける隊士達が「おはようございます」と笑うが、そんなこと最早どうだっていい。
「沖田ァアア!!」
沖田「ぁい」
完全に寝起きの声を発した沖田は布団の上で仰向けになっていて、アイマスクすらもきちんと装着していた。勢いよくそれをとっぱらって「お前、昨日、」と襲いかかる恥じらいに耐えながら言う。
沖田「寝癖ヒド」
「誰のせいだ!?」
赤面した顔を見るなり面白がって感想を述べるので、思わず出そうとしていた言葉を見失う。みるみる口ごもっていく私を見て、全てを察したように笑った沖田は「誰が着替えさせたんでしょーね」なんて。
「おッ、おッ、沖田テメェェエ!!」
沖田「俺たァ誰も言ってねェでしょ」
「お前しか居ねェじゃねーかァァアア!!ッざけんなコルァア!!」
沖田「寧ろ感謝して欲しいんですが」
「出来るかァアアアア!!」
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堕天使(プロフ) - 桜匁さん» おはる!!!返信遅くてごめんね、ありがとううう!!!!!もう夏といえば強化合宿、よりも夏といえば金太郎で行きます女隊士は(白目)コメントくれるだけでとんでもなくうれぢいよッ心からいつもあじがどヴと言いたいらヴ、期待に応えられるように頑張りまくるね!!!!!! (2019年6月7日 20時) (レス) id: 725743dc16 (このIDを非表示/違反報告)
桜匁(プロフ) - 私に出来るのは、これくらいの事しか無くて申し訳ないけれど、これからも更新頑張って!!! 毎度毎度の如く、応援してます!!! 最後に言わせて下さい。「この小説最高ッーー!! 尊すぎるうううう!!!」()。毎度の長文とお目汚し、失礼しました〜! (2019年5月21日 21時) (レス) id: 58c26fa576 (このIDを非表示/違反報告)
桜匁(プロフ) - ててて、てんちゃん!!!!! ついに、ついに!! 続編おめでとうございます!!!! 相変わらず、神谷ちゃんが天使。通常運転でニヤニヤしてしまいました……!! 金魚の金太郎(三代目)ですね、私も取りに行きます。(真顔)。 (2019年5月21日 21時) (レス) id: 58c26fa576 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:堕天使 | 作成日時:2019年5月21日 21時