3245話 ページ12
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坂田「ンな事ァどうだって良いんだよ。俺が言ってんのは」
「ああ、パクリってそっちですか」
坂田「そもそもどっちだよ」
「あっちです」
坂田「どっちだよ!!」
目の前に届いた熱々のステーキ。
ナイフでそれを食べやすい大きさに切り刻んでいると、私のモノよりも遥かに分厚い肉が、旦那の前に到着する。
「いや、いつの間に」
坂田「食える時に食っとかねえと」
「アンタそんな忙しくないでしょ。その台詞言えるのどっちかっつーと私でしょ」
坂田「どっちだよ、知らねえよそんなの」
「こっちです」
坂田「だからどっちだよ!!」
「さてはそれ言いたいだけですね」
肉々しいステーキを切り刻んで頬張る彼は、全く本題へ入ろうとしない。一向に進まない話に嫌気がさす。ただ、腹はどんどんと満たされたいった。
ここまで食べ応えがあると、並々注いだジュース達の割り込む隙が胃袋に見当たらない。別腹よ、発動しろ。
「いい加減、回りくどいこと言わずに、話しましょうよ」
坂田「回りくどくしてんのお前だろ」
「パクったってやっぱアレでしょ?私のクローンが存在しちゃった疑惑の今まさに荒れてるアレでしょ?」
坂田「やっぱ回りくどくしてんのお前じゃねえか」
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堕天使(プロフ) - 伶花さん» ご指摘ありがとうございます。しれっと直しました、感謝します! (2018年4月12日 7時) (レス) id: 725743dc16 (このIDを非表示/違反報告)
堕天使(プロフ) - しおからさん» 酢だこ食べる時にまでタコ男を思い出してたら、たこ焼き食べる時も美味しくなくなっちゃいますから適度に忘れることをお勧めします(おい)ギャグ、本当に楽しいです! (2018年4月12日 7時) (レス) id: 725743dc16 (このIDを非表示/違反報告)
堕天使(プロフ) - 総悟LOVEさん» お久しぶりです!返信遅くなりました…。ミンミンと桃太郎のギャグ絡みを書いていても多少の物足りなさを感じています。タコ男はいずれ出すつもりですのでそれまでお待ちください()べるぜバブ面白いですよね! (2018年4月12日 7時) (レス) id: 725743dc16 (このIDを非表示/違反報告)
伶花(プロフ) - 3277話、(名字 になってますよ (2018年3月29日 9時) (レス) id: 3b42b7a1cb (このIDを非表示/違反報告)
しおから - タコ……なんか切ないです。酢だこ食べる時とか…シリアスもお上手でしたけど、やっぱりギャグが面白いですね! (2018年3月28日 23時) (レス) id: 1423f5ea5d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:堕天使 | 作成日時:2018年3月6日 23時