3221話 ページ36
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☆ 桃太郎side ☆
どうやら俺は、疑いの目で見られていたらしい。
真選組内で、内通者のリーダー的存在だというデマを流されていた姉貴が、隊士達から刺々しい視線を向けられていたのは知っていた。
それこそ内通者達が姉貴を孤立させようと思い、わざと疑心暗鬼になっている仲間に信じ込ませるよう動いていたのだと、俺は考える。
要するに、誰もが誰もを疑ってしまう状態なので、その候補の一人として挙げられていても文句は言えない。実際に自分は何も疚しいことが無い訳なので、慌てる必要も皆無だと勝手に思っていた。
だがそんな疑いも晴れて、姉貴が動けない今だからこそ気を紛らわせる為に仕事に勤しんでいた俺が、何と真選組一番隊の特攻の指揮官を任されたのである。
桃太郎「・・・・・・姉貴」
正直、不安しかない。
でも、信頼されていると捉えて、行動に移さなければならないのだろう。姉貴が攫われたなんて、現実味の無い出来事が再び起こってしまったのだから。
真選組総出で行う、今夜の粛清。
そこに姉貴が居るのか、それを今、必死に探している。
土方「どうだ?」
桃太郎「電波は完全に途絶えている訳では無いみたいです。時間はかかりますけど、どうにかして引っ掛けます」
土方「頼んだ」
自己中心的な考えの元、勝手に付けたGPS。
携帯電話に搭載されていただけだが、姉貴がそれを察して対策を打って来たので、隊服に仕込んだのだ。しっかり感知出来ないのは、何らかの形で力が加えられて不具合が起きている証拠。無傷で救出したいけれど、もしかしたら。
現在、時刻は十三時二十四分。
指定の時間までは、あと五時間ある。
言ってしまえば、五時間なんてすぐだ。姉貴をどうにかしようと思えば、充分に可能なくらい。
急激に焦りを感じた俺は、パソコンを巧みに操った。
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堕天使(プロフ) - 今回のシリアスは、話が話なだけに皆様の反応が心配で心配で、コメントを見るたびに励まされて頑張ろうってなって、なのに更新しないでコメ返もしないで放置して…反省します。これからもハラハラドキドキさせられるように、頑張ります!!!!よろしくお願いします!! (2018年3月19日 14時) (レス) id: 725743dc16 (このIDを非表示/違反報告)
堕天使(プロフ) - 要約するとひたすらありがとうでいっぱいです。ありがとうございます。コメントが来る度にちらちら見てました(何故返さない)リクエスト、了解致しました、それこそ遅くなりそうですが気長にお待ちください…(頭抱え) (2018年3月19日 14時) (レス) id: 725743dc16 (このIDを非表示/違反報告)
堕天使(プロフ) - 皆様、たくさんのコメントありがとうございます!そして、返信するのが遅すぎて一括でやるはめになってしまって申し訳ございません。一人一人返したいのは山々なのですが、連続で操作すると占ツク自体が重くなりそうなので今回は気持ちだけお家に訪問してるつもりで… (2018年3月19日 14時) (レス) id: 725743dc16 (このIDを非表示/違反報告)
千鳥(プロフ) - 文字数ギリギリの長文失礼しました。 (2018年3月6日 17時) (レス) id: 042eec4381 (このIDを非表示/違反報告)
千鳥(プロフ) - タコおおお!!!名前がない隊士が死ぬのとは訳が違う!死なないでえ!またタコ男も含めた真選組のギャグが見たかったァ!これだけ長い小説だからこそ読者である私達もオリキャラへの愛が生まれて、死んだ時の悲しさが増すんだろうなって思ったよ。続編楽しみにしてる! (2018年3月6日 17時) (レス) id: 042eec4381 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:堕天使 | 作成日時:2018年2月10日 17時