３２０２話 ページ17
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☆ 土方side ☆
山崎の部屋を出た後、そう言えば隊士が病院に運ばれた際に見舞いに向かったAに付き添っていた百瀬を、暫く目にしていないと思い出す。
考えてみれば、そんな奴らが沢山居るのだ。まあ、この慌ただしさだから常に全員を確認するのは不可能に近いけれど、数時間も一切姿が見えないのは流石に少しばかり怪しい。
しかも、あの百瀬だ。こんな毎分毎秒危険度がマックスな出来事が起こっていたら、Aから離れないような気がするのに。
土方「･･･考え過ぎ、か」
全ての行動が怪しく感じてしまう今だ。一人の隊士に執着し過ぎても、周りが見えないので良くない。自己解決をして再び歩みを進めれば「ほ、ほんとに知らなっ･･･！！」と怯えるような男の声が近くから聞こえる。
音のする方へ向かうと、斬れ味の良さそうな刀を隊士の首に当てている総悟の姿があった。
土方「オイ総悟！！･･･何してるんだ」
沖田「あー、敵探しでさァ。いつまでも手のひらの上で踊らされてんのが嫌になっちまったんでねィ」
土方「俺は認めてねェぞ？そんなやり方」
沖田「ダメとも言われてねェんで」
怒りに溢れた紅い目をこちらにぎょろりと向けたまま、隊士の胸ぐらを掴む手には未だ力が込められている。「その手を離せ」と一言告げれば「まだ白黒ハッキリ付いてねェんでどっか行ってて貰えやす？」と視線を逸らした。
土方「良いから離せ」
沖田「コイツが黒だった場合、離した瞬間逃げられっかもしんねェでしょ」
土方「テメェが強引に吐かせようとしたからだろ。自業自得じゃねェか。さっさと離しやがれ」
沖田「･･･そんなんだから」
土方「あ？」
言う通りに手は離したものの、一瞬にして矛先を俺へ変えたので冷静を保ちながら刀を抜く。ガキンッと刃のぶつかる大きな音に、ビビりまくっている隊士が肩を揺らすと「アンタがそんなんだから、近藤さんが撃たれたんでィ！！」と瞳孔をかっ開いた。
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堕天使(プロフ) - 今回のシリアスは、話が話なだけに皆様の反応が心配で心配で、コメントを見るたびに励まされて頑張ろうってなって、なのに更新しないでコメ返もしないで放置して…反省します。これからもハラハラドキドキさせられるように、頑張ります！！！！よろしくお願いします！！ (2018年3月19日 14時) (
レス) id: 725743dc16 (このIDを非表示/違反報告)
堕天使(プロフ) - 要約するとひたすらありがとうでいっぱいです。ありがとうございます。コメントが来る度にちらちら見てました(何故返さない)リクエスト、了解致しました、それこそ遅くなりそうですが気長にお待ちください…(頭抱え) (2018年3月19日 14時) (レス) id: 725743dc16 (このIDを非表示/違反報告)
堕天使(プロフ) - 皆様、たくさんのコメントありがとうございます！そして、返信するのが遅すぎて一括でやるはめになってしまって申し訳ございません。一人一人返したいのは山々なのですが、連続で操作すると占ツク自体が重くなりそうなので今回は気持ちだけお家に訪問してるつもりで… (2018年3月19日 14時) (レス) id: 725743dc16 (このIDを非表示/違反報告)
千鳥(プロフ) - 文字数ギリギリの長文失礼しました。 (2018年3月6日 17時) (レス) id: 042eec4381 (このIDを非表示/違反報告)
千鳥(プロフ) - タコおおお！！！名前がない隊士が死ぬのとは訳が違う！死なないでえ！またタコ男も含めた真選組のギャグが見たかったァ！これだけ長い小説だからこそ読者である私達もオリキャラへの愛が生まれて、死んだ時の悲しさが増すんだろうなって思ったよ。続編楽しみにしてる！ (2018年3月6日 17時) (レス) id: 042eec4381 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：堕天使
| 作成日時：2018年2月10日 17時
