【銀魂】女隊士と愉快な仲間達６７

３１８３話 ページ46

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☆ 山崎side ☆



張り詰めていた空気が、一瞬にして生暖かいものへと変貌を遂げる。女子校か、此処は。ゴミ出しあとの主婦のたまり場か、此処は。合コン終わりの売れ残った女性の二次会という名の女子会か、此処は。

力が抜けて膝から崩れ落ちそうになりながら、ツッコミを入れる事によって地に足をつけて踏ん張る。心の中でしたシャウトは、今年一番だろう。始まってまだ数時間だけど。

･･････とまあ、ここまでは前座だ。
一応これは良いニュースなので、久しぶりのギャグを堪能すると思ってそのまま聞いて欲しい。



「はァ！？マジかよ、遂に？」
「だいっぶ前の話だけどな、思い出したんだよ」
「このタイミングで？」
「･･･なるほど、訳ありか」
「ご名答」



仲間が死んだってのにどうしてこうも楽しそうに話せるんだ、コイツら。ふと冷静になると、重苦しいシリアスのあとにやるギャグは不謹慎極まりないのだが、どうか頼むからそのまま聞いて欲しい。

このタイミングで、思い出すには訳あり。纏めるまでも無いがそういう事だ。監察として、という言葉をこのまま言い続けるとあまり良くないような気もするが、俺が言いたいのはこれからである。



「副長は、庇ってると思う」



お待たせしました、皆様。やっと本題に近付いたようです。
少々振り返る場面が早かったという後悔はある。後悔しか無いのだけれども、長過ぎたシリアスに、そしてこれからも続くと思われるシリアスとの緩急を大事にしたかった。

･･････いや、そんな話は置いとこう。



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