【銀魂】女隊士と愉快な仲間達６７

３１４０話 ページ3

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「でもこれ、土方さん達には言わないでね」

桃太郎「勿論っス！！看病係を渡したくないんで！！」

「そういう問題じゃ･･････いや、まあ言わないなら良いか」



そんな反応をされると逆に看病係を任せたくないのだが、兎や角言ってしまうと面倒な事になりそうなので、取り敢えず黙っておく。

なら何故桃太郎に言ったのか。それは、コイツが私の周りを常にウロウロしているので、隠し通せなさそうだからだ。こちらから伝えておいて、誰にも言うなと念を押しておけば、そっちの方が都合が良いような気がする。



「こんな大事な時にうつすといけないから、頑張って治すつもりで居るの。だから、協力してね」

桃太郎「当たり前じゃないっスかァ！！そんなイベント逃す訳にゃいかねェっス！！」

「イベントって言い方は良くないかな、こっち結構辛いから」

桃太郎「何かあったら何でも言ってください！！」

「･･･うん、助かる」



ギャルゲーや乙女ゲームなどの恋愛シミュレーションゲームにおいて、風邪をひいて看病する、されるというイベントは確かに燃え上がるものだから、桃太郎の言っている事も分からないでもないが、コイツとのこれ以上を求めていない為、一切感情は高ぶらない。



「一応病院には行っとくよ、インフルエンザとかだったらかなりヤバいし」

桃太郎「俺的にはインフルエンザカモーンヌなんですけどね！！」

「あれ、やっぱコイツに言うの間違ってたかな」



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