【銀魂】女隊士と愉快な仲間達６５

３０６９話 ページ28

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「う、うほうほぉー･･･！！」
「ず、ずががーん！」

「さあ、この戦いを見てどう思う？」

ミンミン「姪っ子に振り回されて疲れながらも頑張る親戚のおじさんを見ている気分になるわ」

「姪っ子の座は譲らない！！」

ミンミン「誰も欲してないわよ！！」



私はさっさと議論を展開させて欲しいというのに、哀れみの視線しか送らず真剣に考えてくれない。ふざけているように見えるかも知れないが、このトーナメントはかなり重要なものだというのに。

仮に動物を使って戦争を行おうとする悪役が現れたとしよう。悪役を捕まえるのに手こずって、動物を止めるしか無いとなった場合、一番先に止めなくてはならない動物は何か。それを知っておいて損は無い。

或いは動物が本能に従って人間を襲いに来て、地球の頂点に立とうとした際。そんな時でもこのトーナメントは必要になる。
ライオンが勝ったのなら、ライオンを中心に止める。そういった作戦を立てやすくする為にも、重要なのだ。

･･････と、言っている今でも、疲労感たっぷりのゴリラとサイは、助けを求めるように唸る。



「ゴリラは総合的に力が強いけど、サイだって皮膚は硬いしツノあるんだよ。これスポーツだったら名勝負だよ」

タコ男「文句言うな！ここはお前が行くしかあらへんがな！」

ミンミン「だってあたしの名前は」
タコ男「沖田隊長のオフショット三枚」

ミンミン「夏目、行っきまァァァす！！」



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