【銀魂】女隊士と愉快な仲間達６５

３０６０話 ページ19

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近藤「お手柄だったなあ、ひったくり捕まえて、しかも礼に沢山の柿！良い仕事したねAちゃん！」

「えっへへ、でしょでしょ！良い汗かきましたよ！柿も美味しいし、今日は幸せです！」

沖田「にしてもこの量は多いだろィ。流石に皆飽きてきてんでしょ。それでなくても最近は柿ばっか食ってんだから」

「まあね･･･貰えた時にはもう若干飽きてたっちゃあ飽きてた。でもまあ、良いじゃん、無いよりはある方が！」

沖田「そのポジティブ思考どうにかなりやせんかね」



大量に頂いた柿は、予想通り食べ頃だった。
丁度良いくらいに熟れていて、中々の満足度。原田は買収しているようなものだし、あとは土方さんが入金してくれたら、私は菓子折りを持って挨拶に行くだけ。

正直、土方さんの携帯電話の番号を伝えずに、勝手に入金した方が都合は良かった。沖田辺りは通帳の在処も口座番号も知っていそうだから、こちらが全てやってしまえばバレずに済む。

でも沖田はタダでは教えてくれない筈。
アイツの指示に従って再び弱味を握られるくらいならば、土方さんの電話番号を教えて、土方さんに入金して貰った方が、怒られるだけで済むと思ったのだ。

土方さんは何だかんだで私の首を切らない。
それに、マヨネーズでも与えておけば買収したも同然だ。



「勝った･･･私の勝ちだ！」

土方「おいAテメェ何した」

「うおっ、早速」

沖田「ひったくり捕まえる為にタクシーぶっ壊しやした」

「何！？」

原田「すいません･･･」

「既に沖田に買収されてたァアアア！！」



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