3056話 ページ15
.
タコ男「げ、姐さんどうしたンすかその柿」
「食べたいなーと思って。美味しそうでしょ?」
タコ男「姐さんにゃ申し訳無いですけど、俺は遠慮しときますね」
「誰もあげるとは言ってない」
タコ男「ま、まあ・・・はい、すんません」
柿を見た瞬間、嫌な顔をしたタコ男。聞くと、訳あって苦手なのだそう。その訳がとてつもなく気になるが、思い出したくないとかで逃げて行ってしまった。
すぐさま厨房へと持って行き、包丁を取り出す。するとそれを見つけてくれたおばちゃんが「やってあげるから座ってな」と言ってくださったので、お言葉に甘えることに。
「で、何で揃ってんのアンタら」
沖田「タコ男に聞いて」
「何でアイツ嫌いなのに喋るの」
桃太郎「随分と気分が悪そうな顔してたんで、理由を聞いたんス」
ミンミン「フルーツが嫌いな女の子は居ないでしょ♡」
「お前は女じゃねェだろ」
こんな事になるなら、厨房で自分の分だけ切ってこっそり食べてしまえば良かった。やがて皿に盛られた柿が届き、気付けば爪楊枝を持った人間がたんまりと。
「これ、私の何だけど。私が買ってきたんだけど」
沖田「ケチ臭ェ事言わねェでくだせェよ、心狭ェな」
「はいそうです心が狭いのでそもそも君達の分を考えて買ってきてないんです、だから去れ!」
沖田「ンな事言ってたらケツまで臭くなっちまうぜ、あ、もう臭ェか」
ミンミン「よっ!お上手よ総くん!」
「テメェ嗅いだ事も無ェくせに適当言うんじゃねェ馬鹿!!」
桃太郎「沖田隊長、俺が確認しても良いですか!」
沖田「良いですよ」
「良くねェよッ!!」
.
167人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「銀魂」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
堕天使(プロフ) - 夜兎姫・ルナさん» ありがとうございます!書き直し、いつかやるとは思ってましたけどね、かなり笑いました笑 勿論読ませていただきます!行ってきます!笑 (2017年12月25日 19時) (レス) id: 725743dc16 (このIDを非表示/違反報告)
堕天使(プロフ) - まろんすけさん» 優しいお言葉ありがとうございます!来年も頑張ります!温かい紅茶を飲みながら暖をとってます笑 まろんすけさんも、風邪にはお気を付けて!笑 (2017年12月25日 19時) (レス) id: 725743dc16 (このIDを非表示/違反報告)
堕天使(プロフ) - ミズキさん» いえいえ!こっちこそ素敵な作品に出会えて感謝したいくらいですよ(*´∀`*) (2017年12月25日 19時) (レス) id: 725743dc16 (このIDを非表示/違反報告)
夜兎姫・ルナ(プロフ) - 銀魂とD.Gray-manのコラボ作で、亀更新ながらも書いているものです。感想を聞かせてもらえると、大変嬉しいです (2017年12月25日 19時) (レス) id: db897215e8 (このIDを非表示/違反報告)
夜兎姫・ルナ(プロフ) - いつも楽しく読ませてもらってます!前回のが、書き直しになったとは気がついたのは最近の話ですが笑 堕天使様、大変恐れ多いのですが私めの作品を読んでくださらないでしょうか (2017年12月25日 19時) (レス) id: db897215e8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:堕天使 | 作成日時:2017年12月10日 19時