【銀魂】女隊士と愉快な仲間達６５

３０５３話 ↑ ページ12

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☆ とある快援隊隊員side ☆



「あ！！見てくださいここ！！」



一人の隊員が、酒の入っていた箱を片付けていた時に大きな声で叫ぶ。どうしたどうした、と群がり話を聞くと、箱の内側に小さく『効力は三時間』と書いていた。隠れミッキー的な感覚で書かれても困る。きちんと手紙に記してくれないと。

まあ、三時間という事実が発覚した今、一件落着と言っても過言ではないともう一人が言った。そうだな、と和気あいあいとしたムードになりつつあるので「おい待て」と声を掛ける。



「全然一件落着じゃねェだろ！！三時間で切れるのが分かったと言っても、逆を言えば三時間はこのままなんだぞ！？耐えられねェよ！！」

陸奥「独居房閉じ込めの刑」

「怖っ！！流石に可哀想ですよ」

陸奥「なら口にガムテープ」

「それなら･･･良いと思います」
「良いのかよ」



結局、ナース服を着た乙女の坂本さんの口をガムテープで封じ、ロープで身体を縛るという見た目的にも割と危ない作戦を決行する事に決まった。
どう見ても縛られている本人が今日誕生日だとは思えないが、周りの人の記憶に残るインパクトの強い日になったのは間違いない。

それで良い、と地球でAさんが笑った気がした。

･･････会った事無いけど。



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