3042話 ↑ ページ49
.
「今日は来てくれてありがとう!!最高の一日でした!!」
寺門「またAさんとステージに立てて嬉しかったヨーグルト・・・!!」
「お通ちゃん・・・!!」
そんなキラキラしたライブを終えて早数分。
二度とするもんかと感じていたアイドルスマイルを酷使したせいで、表情筋が馬鹿になっていた。二度あることは三度あるとかいう不吉なことわざも、この世には存在する。なので私はなるべくこの金の亡者であるジジイ共の目に触れないよう、空気になって生きて行こうと、そう誓った。
グラさん「さあユー達持ったかい?」
プーさん「持ちましたァ!!」
「お前だけだよサバ缶でそこまで喜べるのは」
グラさん「お疲れさーん!!」
「「お疲れさーん!」」
その掛け声で一斉にサバ缶を開ける。何気に初めて嗅いだサバの缶詰の臭いに、これと言った感情は浮かばなかったものの、誰かに言われた通り食わず嫌いは良くないので箸で摘んでみた。
口に入れると、まあ普通に美味しくないことはなくて、自ら進んで食べなければいけない状況になった場合にしか今後触れる事は無いだろうと確信する。
プーさん「いやあ美味い!!やっぱ酒が進むわ!!」
グラさん「喜んでもらえて嬉しいよ、そんなに言うならこの今年分のサバ缶はユーにやろう」
プーさん「マジですか!!ありがとうございます!!」
「ねえ、だとしたら私がステージに立ったメリットって何!?無償か!?あ!?」
グラさん「ユーのおかげでミーの財布はパンパンだ、サンキュー!」
「私の三日間を返せェエエエエ!!」
.
224人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「銀魂」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
coco - 更新停止ですか?完結ですか? (2月9日 23時) (レス) id: 06148e6754 (このIDを非表示/違反報告)
堕天使(プロフ) - ナギさん» ありがとうございます(´・ ・`*)お返事、すっかり忘れていました…嬉しい限りです!!頑張りたいと思います!! (2018年6月6日 18時) (レス) id: 725743dc16 (このIDを非表示/違反報告)
ナギ(プロフ) - またまた読み返しております!やはり面白い!これからも頑張って下さい! (2018年1月28日 22時) (レス) id: 7e7c0f3fb2 (このIDを非表示/違反報告)
堕天使(プロフ) - ハリ━━o(〇-〇 )さん» ありがとうございます、凄いと言うより暇なんです笑 一気読みしたらどれくらい時間かかるんでしょう??貴重な時間を一気に使ってもらうのも何だか申し訳ないので、それこそ暇な時にでもちょこっと見てくれたらそれだけでとてつもなく嬉しいです('∀'*) (2017年12月10日 18時) (レス) id: 725743dc16 (このIDを非表示/違反報告)
ハリ━━o(〇-〇 )(プロフ) - もう64…本当に凄いなと思いまくる…いつかイッキ読みしたい (2017年12月9日 19時) (レス) id: 92f9620bcb (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:堕天使 | 作成日時:2017年12月2日 15時