【銀魂】女隊士と愉快な仲間達６４

３０２８話 ページ35

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☆ 新八side ☆



新八「もうすぐイベントが始まる！！お前ら全力で声を枯らせェエエ！！」

「「「おォオオオ！！」」」



寺門通親衛隊は、本日行われる新曲お披露目イベントへ訪れていた。近々写真集も発売されるという事で、ノリにノッているお通ちゃん。大きなコンサート会場には続々と人が集まっていて、本当に人気になったなあと感慨深くなる。

遠くに行ってしまう気がして寂しいが、知名度が上がれば上がる程、ファンとしては嬉しい。もどかしい感情を押さえ込み、今はこのイベントを楽しみ盛り上げよう。それが僕達親衛隊の役目なのだから。

ハチマキを結び直せば、段々と照明が落ちていきステージに青いライトが当てられる。そして、以前聞いた洋楽が流れ始めた。



新八「あれ、何やってんだあの二人」



ステージ中央に居たAさんには納得出来た。見るからに偉そうなサングラスを掛けたおじさんに誘われていたのを思い出したからだ。
ただ、その横に不機嫌そうに立っている沖田さんと土方さんを見ても、クエスチョンマークしか浮かばない。確か、その役目は柳生家四天王が任されていた筈。



「どーも、効率的な仕事ぶり充実した私生活、キャリアウーマンです」

新八「･･････」

「皆さん、今日はお通の為に集まってくれてありがとう。お通は私のキャリアウーマン人生の中で一番出来る後輩だから、応援してやってね」

新八「どういう設定？」

寺門「A先輩ー･･･！」

「あら、どうしたのお通」

新八「コント！？」



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