【銀魂】女隊士と愉快な仲間達６４

３０１９話 一夜限りのサバ缶篇↓ ページ26

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「何が四天王だ、四人も居んだから一人くらい居なくたって分かんねェよ、こういう時だけ四天王ヅラしやがって･･････」

近藤「なあトシ、今度は何に怒ってんだ？」

土方「知らねェ。ま、くだらねェ事だってこたァ分かるが。おいA！とっつぁん来るぞ早くしろ！」

「うっさい今話しかけんな大事な時なのが目に入らぬか！！」

土方「テメェ何タメ口きいてんだ！？つか紋所見てェに言うな切腹させんぞ！！」



真選組屯所はいつになく忙しない。
それもその筈だ。とっつぁんがわざわざ屯所に足を運んで、視察という名の監視に来るのだ。定期的にあるこの視察が終わったあとは、いつも壁に穴が沢山空いてしまう。銃持ち込み禁止とかあの人には絶対通じない言葉なので、隊士達は皆諦めモードなのだ。

そんな大事な日だとは言え、私は女だ。仕事に関係無く機嫌が悪い時なんてざらにある。女心と秋の空なんて言葉があるくらいなのだから察して欲しいものだが、土方さんにそれは到底不可能な話だ。なので私はこれに関しても諦めモードである。



土方「何か知らねェけど物凄く殴りてェ」

「とっつぁんが来るだか何だか知らないですけどねェ！大体この時いっつも沖田居ないじゃないですか！アイツは逃げてるのに私は逃げちゃダメなんですか！？私は機嫌が悪いのに！！」

土方「お前は総悟よりも立場が上だろーが！テメェの機嫌なんか一々気にしてられねェんだよ文句あるなら切腹しろ！！」

「しつこいなぁ土方さんってば！！女が腹を切る時はそれ相応の覚悟をした時だよ！！出来れば子供はちゃんと産道から･･･」

土方「誰も出産の話はしてねェ！！」



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