【銀魂】女隊士と愉快な仲間達６４

３００２話 ページ9

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「一列に並べェエエ！！そーやって周りも見ずにババッと押し寄せちゃうからファンの民度が低いとか言って本人ごと叩かれちゃうんだよ！！お前らのそーいう所が全員を苦しめてんの！！悪循環なの！！」

九兵衛「東城、Aさんは何の話をしてるんだ？」

東城「うーん、要するにこの冒頭の言葉一つで自分が囲まれて人気なんだぞという事を表して自慢したかったんでしょう」

「違うわ馬鹿ッ！！何とんでもない解説してくれちゃってんの、九ちゃんは信じちゃうんだからやめろ！！」

東城「過剰に人気者アピールする奴が一番嫌われるのに気付いていない愚かな方なんですよ、あの人は」

「幾ら何でもディスり過ぎじゃね！？普段はライバルやってるけど何か突き放された感満載だわ！！露骨に悪口言われて虚しいわ！！」



主役の座を奪っているような気がして罪悪感に塗れながら、ただただ必死に逃げ惑う。だが私の心配している主役の件、当の本人達は一切気にしている様子は無く、豪勢な料理をまるで違う時間が流れているかのように優雅に楽しんでいた。

スタッフの方から「お通ちゃんが到着しました」と耳打ちされ、余計にこのままではいけないと悟った私は、おっさん共を振り撒いて「証明消してください、その隙にお通ちゃんステージに上げて」と頼んだ。



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