こんな奴なんて…大嫌い!【銀魂】 (ページ8)

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私が沖田隊長とあんなことになった理由、その他悩みページ8

私は旦那に今まであったことを全部話した。

坂田「そりゃあ、総一郎君も随分なことをしたな。(笑)」
A『旦那！！笑わないで下さい！誰だっていきなり首輪を付けられたらびっくりして、壊しますよ！』
坂田「壊したの!？革の首輪を!？」
A『はい。使い物にならないくらいに引きちぎりました。ﾆﾔ』
坂田「俺、Aは敵に回さないようにするわ…。」
A『っと、まぁこんなことがあったんです。』

坂田「……。ずっと気になってたんだけど聞いて良い？Aは沖田君のことをどうして嫌いになって、どうして真選組に入ったの？」

A『そうですね、あれは私が真選組に初めて来た時のことです。』

女人禁制だった真選組に女の私が入隊するのは、ほぼ不可能に近いです。だから面接の時はさらしを巻いて、男装をして望んだんです。当然ながら、他の男性より背が小さい私は他の隊士希望者からも、真選組隊士にも舐められました。私は人を小馬鹿にして、偉そうにしている人は嫌いです。その時は感情的になってしまって…。小馬鹿にしてきた隊士達を木刀と体術で倒していきました。
最後に一部始終を見ていた土方さんが、沖田隊長を呼び出して、私と闘わせました。沖田隊長は私を見て初めは驚いていたようですが、直ぐに他の隊士と同じような反応をしました。私は沖田隊長にもイライラして、もう、自我はほとんど無かったでしょう。そんな私でも沖田隊長は難なく倒して、近づいて耳元で最後に一言。

沖田「お前、女だろｨ？」
A『ｯ！』
沖田「どうせ、俺や土方さん目当てで来たんだろｨ？だったらさっさと帰りなｧ。肉魂になりたくなけりゃｧな。」
っと言って私に真剣をちらつかせて来ました。

憎かったです。私を侮辱した沖田隊長が。そして、真剣を見たとき恐ろしいと思った私が無様でした。結局、死ぬのが恐いんじゃん、生きることなんて昔に諦めたのにまだ死にたくないと足掻いている私がｯ私がｯ！

見返したいんです、沖田隊長のことを。私を侮辱した沖田隊長のことを。

闘いを見ていた土方さんは、私のことを見込んで真選組に入隊させ、副長補佐という役職をくださいました。その時、私が女であるのを伝えると、困ったお顔をされてましたが「武士に二言はねぇ。精一杯勤めろ。」と言われ私は無事、真選組に入ればました。だから私は土方さんを尊敬して、慕っています。

沖田隊長はその後仕事を重ねる内に会話する位にはなりましたが、まだ嫌いです。