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A「うーん...暇」
あの後暫く安室さんの説教を耳が痛い程聞いた。
A「小姑のように...」
安室「誰が小姑だって?」
A「あ、いえ気の所為ですよ」
この頃安室さんが人の思考回路読んでくるんだけどプライバシーの侵害じゃね?探偵だから勘がいいって?そんなもんじゃねーよ。思考丸々読まれてる時あるんだぞ?絶対普通じゃない。
A「あれ?そういえば毛利さん達はどこに...?」
安室「毛利先生は別の部屋にいるよ。蘭さんと園子さんはこの家の人の手伝いに。コナン君は...眠ってるよ」
A「成程...ん?コナン君が眠ってる?何でですか?お昼寝ですか?」
安室「やっぱり覚えてないか...実はね、A君がコナン君を庇って怪我した時だけどラケットにぶつかった衝撃でA君がコナン君から手を離してしまったみたいで...」
A「えぇ!?コナン君大丈夫なんですか!?」
安室「綺麗に飛んでたよ」
A「そんな感想はいらんわ!」
安室「大丈夫。ちょっと脳震盪起こしただけだから。さっきも目覚めてたし、ちゃんと処置もしたから安心して」
A「...コナン君に非常に申し訳ない」
俺の腕力はゴリラじゃないのに、とボソッと呟いたのが安室さんに聞こえてたみたいでコンマ寸秒でこっちを向いたから思わず肩がビクついた。
安室「ゴリラが何だって?」
おかしいな、安室さんの顔は笑ってるのに口調が違う誰かになってるよ。
A「なんでもないです...」
安室「そうかい?まぁ、今日は安静にしてること。お医者さんからもそう進言されたからベッドから出ないでね。飲み物はそこに置いてあるから適度に水分補給すること。今日は暑いからね」
スラスラと機械のように話す安室さんの声を聞き流していると軽く頭を叩かれた。
安室「A君、話聞いてないだろ」
A「えっ?アハハッ...」
笑って誤魔化したけど安室さんの目は真剣だった。
安室「君はいくら言っても無茶ばかりするし後先考えないから心配なんだ」
A「大丈夫ですって。これでも腕には自信ありますから。前にしつこく付き纏ってたストーカー退治したことありますし」
安室「ん?」
A「ん?」
安室「へぇ...ストーカーねぇ?」
何だろう...もしかして地雷踏んだ?安室さんの微笑が、いやすっごいイケメンスマイルだけど怖い。
安室「その話詳しく聞かせてもらおうか?」
ーーー
(体調悪くてお休み頂いてました。すみません)
if:もしも主人公が薬で縮んだら周りの反応は→←File:29
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東雲虚 - 続きめちゃくちゃ気になります 更新頑張ってください! (6月26日 9時) (レス) @page40 id: 21b25aa0ce (このIDを非表示/違反報告)
ひー(プロフ) - ざーさんさん» ご覧になって頂きありがとうございます!腹筋崩壊する程笑って頂けたようで何よりです。アレはちょっとやってみたかったネタだったのでハイスペック店員さんに執行...間違った、実行して頂きました(笑)これからも楽しんで頂けるよ努めますので宜しくお願いします。 (2020年1月10日 23時) (レス) id: 5d4eb5fe2b (このIDを非表示/違反報告)
ざーさん - 何重にも張り巡らされた罠により見事に腹筋崩壊しました。(主に人工ホラーのあたり)笑いすぎで腹がいたいです。めちゃくちゃおもろいんで更新頑張ってください。 (2020年1月6日 2時) (レス) id: d718df07c2 (このIDを非表示/違反報告)
布袋尊(プロフ) - 続いて欲しいね (2019年5月23日 16時) (レス) id: 4e763fa650 (このIDを非表示/違反報告)
ひー(プロフ) - 布袋尊さん» 神ではなかったか〜(笑)面白い入りましたー!ありがとうございます。終わり見えないですが(←えっ)原作で安室さんで続けるまで続けていこうと思いますのでよろしくお願いします。 (2019年5月23日 11時) (レス) id: 5d4eb5fe2b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:緋南 | 作成日時:2019年5月2日 18時