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A「どういう事?」


コナン「とにかく!気を付けてね!」


A「あ、ちょっ...何をどう気を付けろと?」


言うだけ言って離れていったコナン君に伸ばした手が空を搔いた。そしてその手を褐色の手に掴まれた。


安室「何を気を付けるんだい?」


A「あ、いや...」


アンタをだよとは言えない。


安室「ん?」


A「あ、安室さんのサーブに気を付けろと忠告を受けました。殺人サーブだったので」


安室「殺人って...大袈裟じゃないかな?」


いやあなたの腕力では骨折は免れないかと。


A「とにかく...!安室さんのサーブは"普通"じゃないんで素人にはもっと肩の力抜いてください。あ、寧ろ左手で打つとか...えっ?」


何か横でミシッって音したんどけど...安室さんのラケット変な音してね???


安室「左手が何だって?」


A「...いえ、何も...(笑ってんのに怖いんだけど...!?目が笑ってないよ...?ラケットが...!ラケットが悲鳴あげてる!!ちょっ、誰か助けてェェェ!!)」


今にも折れそうなラケットにハラハラしていると急に安室さんの目が変わった。


安室「危ない!!」


A「へ...?」


後ろを振り向くと何処からか飛んできたラケットがコナン君に迫っていた。


A「なっ!?コナン君!!」


気付くと身体が走り出していた。


A「くっ…届けッ!」


コナン「Aさ...!」


ギリギリでコナン君を抱え込んだ俺の頭にラケットがぶつかりその衝撃で腕を離してしまった。


A「ッ...!」


バランスを崩し倒れ込んだ視界の端でコナン君の姿が見えた。


A「良かった...無事で...」


安室「A君!?」


目の前がボヤける中、安室さんの声が近くで響いた。駆け寄ってきたその姿を見て思った。ブレッブレッでもイケメンですね、安室さん。
重い身体を動かして親指を立てた。


安室「何のグッドなの!?」


困惑してる安室さんに返事を返そうとしたけど駄目だ...瞼が重い。そのまま俺の意識はブラックアウトした。


ーーーーー
A「ん...あれ?ここ何処だ...?」


安室「あ、気が付いたかい?A君」


A「安室さん...?」


安室「ん?」


A「...俺、何で寝てるんですか?」


安室「覚えてないのかい?」


A「うーん...コナン君を助けたとこまでは覚えてるんですけど、その後が...」


アハハッ...と笑っていると怒った顔の安室さんに額を軽く叩かれた。


安室「無茶し過ぎだよ」

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東雲虚 - 続きめちゃくちゃ気になります 更新頑張ってください! (6月26日 9時) (レス) @page40 id: 21b25aa0ce (このIDを非表示/違反報告)
ひー(プロフ) - ざーさんさん» ご覧になって頂きありがとうございます!腹筋崩壊する程笑って頂けたようで何よりです。アレはちょっとやってみたかったネタだったのでハイスペック店員さんに執行...間違った、実行して頂きました(笑)これからも楽しんで頂けるよ努めますので宜しくお願いします。 (2020年1月10日 23時) (レス) id: 5d4eb5fe2b (このIDを非表示/違反報告)
ざーさん - 何重にも張り巡らされた罠により見事に腹筋崩壊しました。(主に人工ホラーのあたり)笑いすぎで腹がいたいです。めちゃくちゃおもろいんで更新頑張ってください。 (2020年1月6日 2時) (レス) id: d718df07c2 (このIDを非表示/違反報告)
布袋尊(プロフ) - 続いて欲しいね (2019年5月23日 16時) (レス) id: 4e763fa650 (このIDを非表示/違反報告)
ひー(プロフ) - 布袋尊さん» 神ではなかったか〜(笑)面白い入りましたー!ありがとうございます。終わり見えないですが(←えっ)原作で安室さんで続けるまで続けていこうと思いますのでよろしくお願いします。 (2019年5月23日 11時) (レス) id: 5d4eb5fe2b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:緋南 | 作成日時:2019年5月2日 18時

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