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A「じゃあその警部がこっちに来たということはこれから事情聴取とか始まるのか」
俺が目線を廊下に向けると横溝警部とコナン君が一緒に歩いてきていた。
蘭「だと思うけど」
A「...」
安室「今、面倒臭いって思ったね」
A「!?」
安室透よ、急に後ろに立つな。
園子「アンタね、人が亡くなってんのに面倒臭いも何も無いでしょ!」
A「いや...だってさ、俺達この人達と今日知り合ったばっかだし事情を聞かれんの分かるけど俺はさっきまで寝てたから聞かれても答えられないんだけど」
園子「た、確かに...」
安室「まぁまぁ、A君の言ってる事も尤もだけどあまり関心はしないな」
蘭「ごめん、私も...」
A「...サーセン、面倒臭がりで」
女子二人で非難の目向けなくてもいいのに...安室さんの目はちょっと揶揄い入ってるけど。
安室「頬膨らましてどうしたんだい?A君?」
あ、これは完全に揶揄いですね。やめろ、頬ツンツンすんな。
A「...」
コナン「何してんの?Aさんと...安室の兄ちゃん」
ん?安室の兄ちゃん?あぁ、毛利達の前ではそう呼んでんのか。
A「いい加減にしてください」
安室「ふふっ...ごめん、A君の反応が面白いから」
イケメンだからって何しても許される訳じゃないからな?あれ?これ前にも思ったような?
コナン「Aさん、ちょっと...」
A「ん?」
コナン君の近くに屈むと耳元でコソコソ話された。
コナン「気を付けてって僕言ったよね?」
A「言われたけど...」
コナン「じゃあ何で"あの人"と親しげなの?」
A「...俺には悪い人に見えない」
コナン「でも...」
A「大丈夫」
コナン「Aさん...!」
切羽詰まった表情のコナン君の頭を撫で、この話はこれで終わりと背を向けると非難の声が背中に掛けられた。
A「子供が危ない事に首突っ込み過ぎないよーに」
安室「何か話してたのかい?」
A「大した内容じゃないですよ」
安室「そう...ところでA君が部屋にいた時何か物音がしたりしなかった?ドアを開ける音とか。若しくは足音とか」
A「特には。それに殆ど安室さんと一緒だったじゃないですか」
安室「そうだったね」
まるで俺がそう答えると分かっていたような反応を見せる安室さんに首を傾げた。
A「何か分かったんですか?」
安室「少し気になる事があるんだ」
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東雲虚 - 続きめちゃくちゃ気になります 更新頑張ってください! (6月26日 9時) (レス) @page40 id: 21b25aa0ce (このIDを非表示/違反報告)
ひー(プロフ) - ざーさんさん» ご覧になって頂きありがとうございます!腹筋崩壊する程笑って頂けたようで何よりです。アレはちょっとやってみたかったネタだったのでハイスペック店員さんに執行...間違った、実行して頂きました(笑)これからも楽しんで頂けるよ努めますので宜しくお願いします。 (2020年1月10日 23時) (レス) id: 5d4eb5fe2b (このIDを非表示/違反報告)
ざーさん - 何重にも張り巡らされた罠により見事に腹筋崩壊しました。(主に人工ホラーのあたり)笑いすぎで腹がいたいです。めちゃくちゃおもろいんで更新頑張ってください。 (2020年1月6日 2時) (レス) id: d718df07c2 (このIDを非表示/違反報告)
布袋尊(プロフ) - 続いて欲しいね (2019年5月23日 16時) (レス) id: 4e763fa650 (このIDを非表示/違反報告)
ひー(プロフ) - 布袋尊さん» 神ではなかったか〜(笑)面白い入りましたー!ありがとうございます。終わり見えないですが(←えっ)原作で安室さんで続けるまで続けていこうと思いますのでよろしくお願いします。 (2019年5月23日 11時) (レス) id: 5d4eb5fe2b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:緋南 | 作成日時:2019年5月2日 18時