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安室『どうして黙って出て行ったんだい?一声掛けてくれれば一緒に行ったのに』
A「いや、その...ちょっと列車内が気になっただけで、それだけで安室さんに頼るのも迷惑掛けると思いまして...」
The 正座なう。
安室さんの説教受けてます、鷹栖Aです、どうぞ。こちらは足の痺れが限界にきてます、どうぞ。それにしても安室さんいい声してんな、どうぞ。
安室『...はぁ、心配したんだからな』
A「...すみませんでした」
安室『...迎えに行くから今何処にいるんだ...ブツッ』
何故切った、沖矢さん。
沖矢「お話は終わりましたか?」
終わったというかアンタ強制終了しただろ。安室さんからの鬼電が凄いんだけど、どうすんだよこれ。
沖矢「出ないんですか?」
A「えっと...(そもそもアンタの行動のせいで怖くて出られないんだが...ん?メール?誰だろ...?)ヒィッ...!」
見慣れないアドレスを開いてみるとセルフホラー現象が起きてた。
?『私、透。今貴方と一緒の客室にいるの』
いや、もうこれ安室さんだろ。透って言ってるし。ん?また、メール来た。
安室『私、透。今客室を出たの』
何これ怖いんだけど。多分近付いて来てるぞ、これ。
沖矢「どうかしたんですか?」
A「人工ホラーに脅かされてるというかなんというか...これ」
沖矢さんにスマホ画面を見せるとちょっと開眼した。...え?開眼???
沖矢「面白い方ですね」
それ面白いと思ってる人の顔じゃないです。というか沖矢さんの目初めて見たな。緑だ。安室さんとはまた違った綺麗な色してんな。俺なんて灰色だぞ?良く言ってグレーだぞ?しかも色素薄いのか太陽めっちゃ眩しいんだからな。全く、これだからイケメンは。
安室『私、透。貴方の居場所が分からないの。だから教えて欲しいの』
可愛いかよ。恐るべし安室透。あの人男だよな?実は女でしたってオチじゃないよな?待てよ、安室さんって結構高身長だったよな?横にいる沖矢さんに近い位の...そんなデカい女がいて溜まるか。
A『いい加減にしてください。そっち戻りますんで部屋で待っててください。』
安室さんへ返事を送ると秒で電話が掛かってきた。早っ!え?これ出なきゃダメ?と、目が合った沖矢さんに訴えた。
沖矢「出た方が良いのでは?」
A「で、ですよねー...」
即答で帰ってきた答えに見捨てられた気分だな。と、思いながら鳴り止まないスマホの通話ボタンを押した。
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東雲虚 - 続きめちゃくちゃ気になります 更新頑張ってください! (6月26日 9時) (レス) @page40 id: 21b25aa0ce (このIDを非表示/違反報告)
ひー(プロフ) - ざーさんさん» ご覧になって頂きありがとうございます!腹筋崩壊する程笑って頂けたようで何よりです。アレはちょっとやってみたかったネタだったのでハイスペック店員さんに執行...間違った、実行して頂きました(笑)これからも楽しんで頂けるよ努めますので宜しくお願いします。 (2020年1月10日 23時) (レス) id: 5d4eb5fe2b (このIDを非表示/違反報告)
ざーさん - 何重にも張り巡らされた罠により見事に腹筋崩壊しました。(主に人工ホラーのあたり)笑いすぎで腹がいたいです。めちゃくちゃおもろいんで更新頑張ってください。 (2020年1月6日 2時) (レス) id: d718df07c2 (このIDを非表示/違反報告)
布袋尊(プロフ) - 続いて欲しいね (2019年5月23日 16時) (レス) id: 4e763fa650 (このIDを非表示/違反報告)
ひー(プロフ) - 布袋尊さん» 神ではなかったか〜(笑)面白い入りましたー!ありがとうございます。終わり見えないですが(←えっ)原作で安室さんで続けるまで続けていこうと思いますのでよろしくお願いします。 (2019年5月23日 11時) (レス) id: 5d4eb5fe2b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:緋南 | 作成日時:2019年5月2日 18時