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?「で?お前本当は何者なんだ?」
ポアロに来て早々男勝りな女の子に迫られてます。
A「(というかこの子誰よ)」
俺の前で仁王立ちしている癖毛の女の子は目の前に出されているケーキに目も配れず熱視線を送ってくる。
蘭「せ、世良さん...如月君は今日転校してきた転校生で」
園子「そうよ?世良ちゃんが気にするような男じゃないわよ」
世良「だけどさぁ、コイツ怪しいんだ」
世良と呼ばれた女の子は二人の話しを聞いても俺が気になるらしい。
A「(もしかして変装がバレてる...?)」
さっき普通に入店したけど安室さんも気付かなかったんだけどな。と、鷹を括っていた。
安室「A君、今日も来てくれたんだね」
安室さん、何故お分かりに。
A「こ、こんにちは、安室さん(流石、イケメン店員。今日もハムサンド美味しいぜ)」
ちょっと混乱しているみたいだ。ニコニコ笑っている安室さんにグッと親指を立てると一瞬きょとんとした後、ちゃんと返してくれた。
イケメンの優しさが痛い。
ーーーーー
世良「僕が絶対お前の秘密暴いてやるからな!」
世良真澄と名乗った僕っ子はそう息巻くと何故か俺のケーキを食べていた。
A「俺のケーキ...」
安室「しょうがないな...サービスだよ?」
そう言って新しいケーキを出してくれた安室さんの存在が眩しい。ちょっとこの前ゴリラとか思ってごめんなさい。ケーキ皿を置いて立ち去る安室さんに合掌した。
園子「何やってんのよ?」
A「イケメンは何しても許されるな、と思って」
園子「でしょ!?なのに彼女いないのよ?世の中の女共があんなイケメン放っとく訳ないのに!」
蘭「それ、安室さんに聞いたの?」
園子「女の勘よ!」
蘭「あはは...」
A「(勝手言われてるぞ、安室さん。どうやらイケメンはイケメンで面倒臭そうだ。...えっ、このケーキ美味っ!?)」
と、俺がケーキに舌鼓を打ってる間に世良さんは帰っていた。何やら、急用が出来たらしい。嵐のような子だったな。
A「(ん?今何時?)うぇ...?4時!?ヤバい!!」
蘭「どうしたの?」
園子「何よ、騒々しいわね」
A「スーパーの特売忘れてたぁぁぁ!」
園子「...主婦か!?」
良いリアクションをしてくれた鈴木さんありがとう。と、そんな事をしている場合じゃなかった。折角一人暮らし始めたのにこれじゃあ先が思いやられる。
二人に別れを告げると急いでポアロを後にした。
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東雲虚 - 続きめちゃくちゃ気になります 更新頑張ってください! (6月26日 9時) (レス) @page40 id: 21b25aa0ce (このIDを非表示/違反報告)
ひー(プロフ) - ざーさんさん» ご覧になって頂きありがとうございます!腹筋崩壊する程笑って頂けたようで何よりです。アレはちょっとやってみたかったネタだったのでハイスペック店員さんに執行...間違った、実行して頂きました(笑)これからも楽しんで頂けるよ努めますので宜しくお願いします。 (2020年1月10日 23時) (レス) id: 5d4eb5fe2b (このIDを非表示/違反報告)
ざーさん - 何重にも張り巡らされた罠により見事に腹筋崩壊しました。(主に人工ホラーのあたり)笑いすぎで腹がいたいです。めちゃくちゃおもろいんで更新頑張ってください。 (2020年1月6日 2時) (レス) id: d718df07c2 (このIDを非表示/違反報告)
布袋尊(プロフ) - 続いて欲しいね (2019年5月23日 16時) (レス) id: 4e763fa650 (このIDを非表示/違反報告)
ひー(プロフ) - 布袋尊さん» 神ではなかったか〜(笑)面白い入りましたー!ありがとうございます。終わり見えないですが(←えっ)原作で安室さんで続けるまで続けていこうと思いますのでよろしくお願いします。 (2019年5月23日 11時) (レス) id: 5d4eb5fe2b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:緋南 | 作成日時:2019年5月2日 18時