第二十六話:結局面接って見た目で決まる ページ31
土方「オイ」
A「銀...!!」
銀時「どうした...ぬを!!」
Aと知らない声に反応した銀時は後ろを振り返ると刀の切っ先が迫っていた。
土方「逃げるこたァねーだろ。せっかくの喧嘩だ、楽しもうや」
銀時「オイオイ、おめーホントに役人か?よく面接通ったな、瞳孔開いてんぞ」
A「本当だな」
土方「人の事言えた義理かてめー!死んだ魚のよーな瞳ェしやがって!あとおめーもだ!何こんな時にサングラス掛けてやがる!ふざけてんのか!」
銀時「いいんだよ、いざという時はキラめくから」
A「うるせェM字前髪」
土方「口悪っ!!」
沖田「土方さん危ないですぜ」
銀時・土方「!」
A「あ」
沖田が構えている物に一早く気付いたAは銀時を置いて走り出した。それと同時に撃ち込まれたバズーカはどう見ても土方も狙っていた。
土方「うおわァァァ!!」
沖田「生きてやすか土方さん」
吹っ飛んだ土方(いつの間にかいない銀時)の近くに悠々と歩み寄って来た沖田は辺りを見渡していた。
土方「バカヤロー!おっ死ぬところだったぜ」
沖田「チッ、しくじったか」
土方「しくじったって何だ!!オイッ!こっち見ろオイッ!!」
沖田「あり?白髪も一緒にいたグラサン野郎もいやせんねェ」
土方「...!?あいつらどこ行きやがった!」
沖田の言葉で辺りを見渡した土方の目には隊士以外の姿がしか見えない。そんな中、一人の隊士が土方を呼んでいた。
隊士「副長、ここです」
不自然に壊れた襖の向こうには大量のダンボール等が見えていた。その向こうには銀時達と桂率いる攘夷派が立て篭もっていた。
隊士「おいッ出てきやがれ!」
新八「髪増えてない?」
先程の沖田が撃ったバズーカにより髪の毛量が増えアフロのようになった銀時の頭をAと神楽は弄っていた。
A「...フッ」
銀時「今鼻で笑った?笑ったよね?」
隊士「無駄な抵抗はやめな!ここは十五階だ!逃げ場なんてどこにもないんだよ!」
真選組隊士が怒鳴りつける中、桂は自分の懐を漁り怪しい球体を取り出した。
銀時「?そりゃ何のまねだ」
桂「時限爆弾だ。ターミナル爆破のために用意してたんだが仕方あるまい。コイツを奴らにおみまいする...そのスキに皆逃げろ」
そう言って爆弾を手にした桂を見て銀時はその胸倉を掴んだ。
そしてAは桂の手から滑り落ちた爆弾を拾い上げた。
A「...」
神楽「どうしたアル?」
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ひー(プロフ) - あんまん(女)さん» コメントありがとうございます。あ、本当だ(笑)今気付きました。特に意図してなかったんですがね。 (2019年6月20日 23時) (レス) id: 5d4eb5fe2b (このIDを非表示/違反報告)
ひー(プロフ) - 夜桜さん» お返事遅くなりました。コナンの方まで読んで頂きありがとうございます!この作品を好きになって頂きありがとうございます!色々考えまして暗いままでいるのは銀魂じゃない!と思い続けていくことにしました!なので、これからもよろしくお願いします(笑) (2019年6月20日 23時) (レス) id: 5d4eb5fe2b (このIDを非表示/違反報告)
あんまん(女) - コメント失礼します。タイトルが新婚さんいらっしゃいみたいと思ってしまった。 (2019年6月9日 23時) (レス) id: 93d39c3311 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜(プロフ) - 更新ありがとうございます。コナンの方も拝読させていただいてます。私も…最新話読んで立ち直れてません。。゜(ノД`)この作品は大好きなので更新していただければ喜びます…(笑) (2019年6月2日 23時) (レス) id: e3a6416106 (このIDを非表示/違反報告)
ひー(プロフ) - 十夜さん» いつもご覧になって頂きありがとうございます。主人公に煙草...高杉と相対しますね(笑)でも高杉煙草と似合うと思うから良いですね!気遣って頂きありがとうございます...!更新頑張りますのでこれからもよろしくお願いします。コメントありがとうございました。 (2019年5月19日 21時) (レス) id: 5d4eb5fe2b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひー | 作成日時:2018年10月2日 21時