第十一話:子供の食べ盛りも限度がある ページ13
神楽「おかわりアル」
A「ククッ...よく食うじゃねェか」
神楽「お前の作るご飯美味しいネ。マミーのに引けを取らない味がする...マミーおかわりアル」
A「誰がマミーだ」
何やかんやで万事屋に居候することになった夜兎族の少女は神楽と名乗った。
そんな神楽に食に関しては五月蝿いAは三食ふりかけご飯と言っていたのを思い出し、何か食わせてやりたいと思い自分の店に呼んだ。オマケの二人も連れて。
ところがこの少女、よく食べる。
A「夜兎ってーのは揃いも揃ってこんなに食うのかァ？」
神楽「他は知らないけど、私の家はそうだったアル。毎日マミーのご飯の取り合いだったネ」
A「ほぅ...興味深ェな」
神楽の言葉にニヤッと笑うAを見て銀時はその恐ろしい顔に身震いした。
新八「銀さん？震えてますけどどうかしたんですか？風邪でも引きました？」
銀時「なんでもねーよ...(Aのあの目は本気の目だ...！本気で神楽の事満足させようと血が騒いでやがる！！)」
銀時がヒィィィッ！と一人悲鳴をあげてるとAが近付いてきた。
何故か片手に出刃包丁を持って。
A「どうしたァ？銀」
銀時「イヤァァァッ！！」
A「...うるせェ」
突然悲鳴を上げた銀時にAは眉を顰めると耳を塞ぎながら騒音の元凶である銀時を蹴った。
軽い音だったのに何故か数メートル吹き飛ばされた銀時を見てAを尊敬の意を込めたキラキラした目で見る神楽と畏怖の目で見る新八。
神楽「Aすごいアル！私もAちゃんって呼んでいいアルか？」
A「いいぜ」
神楽「キャッホー！やったアル！」
銀時「ちょっと待てぇぇぇい！！」
神楽と神楽に両手を握られ和気合い合いしているAに銀時は間に入って突っ込んだ。
神楽「何アルか？」
A「近ェよ」
銀時「アダッ！...じゃなくてっ、何で俺には呼ぶなって言うのに神楽には許しちゃうの！？」
A「お前からは何か、虫唾が走るから」
銀時「酷い！！」
神楽「ブハハハハハハッ！ざまぁみろアル！」
銀時「テメェ...神楽！」
新八「いい加減にしてくださいよ！アンタら！」
銀時・神楽「「眼鏡は黙ってろ」」
新八「眼鏡関係ねぇだろォォォォ！！」
A「(...うるせェ)」
その後何やかんやで銀時が機嫌を損ね部屋の角でイジけていたのでソッとおはぎを置いてあげるAはやっぱりちょっと銀時に甘いと思う新八だった。
第十二話:エアコンも食欲も省エネを心掛けろ→←第十話:新メンバーは何処も個性的
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 331人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「銀魂」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ひー(プロフ) - あんまん(女)さん» コメントありがとうございます。あ、本当だ(笑)今気付きました。特に意図してなかったんですがね。 (2019年6月20日 23時) (
レス) id: 5d4eb5fe2b (このIDを非表示/違反報告)
ひー(プロフ) - 夜桜さん» お返事遅くなりました。コナンの方まで読んで頂きありがとうございます！この作品を好きになって頂きありがとうございます！色々考えまして暗いままでいるのは銀魂じゃない！と思い続けていくことにしました！なので、これからもよろしくお願いします(笑) (2019年6月20日 23時) (レス) id: 5d4eb5fe2b (このIDを非表示/違反報告)
あんまん(女) - コメント失礼します。タイトルが新婚さんいらっしゃいみたいと思ってしまった。 (2019年6月9日 23時) (レス) id: 93d39c3311 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜(プロフ) - 更新ありがとうございます。コナンの方も拝読させていただいてます。私も…最新話読んで立ち直れてません。。゜(ノД`)この作品は大好きなので更新していただければ喜びます…(笑) (2019年6月2日 23時) (レス) id: e3a6416106 (このIDを非表示/違反報告)
ひー(プロフ) - 十夜さん» いつもご覧になって頂きありがとうございます。主人公に煙草...高杉と相対しますね(笑)でも高杉煙草と似合うと思うから良いですね！気遣って頂きありがとうございます...！更新頑張りますのでこれからもよろしくお願いします。コメントありがとうございました。 (2019年5月19日 21時) (レス) id: 5d4eb5fe2b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ひー | 作成日時：2018年10月2日 21時
