第百四話 ページ25
審神者side
私が呆れた声をだすと、髭切はくすくすおかしそうに笑っていた。
｢ふふっ…へし部くんと…｢長谷部だ｣ちゃぶ台切君だっけ？｢うーん…流石にそれは切ってないねぇ、燭台切だよ。｣…仲がいいんだね、面白かったよ。｣
｢聞いちゃいない……｣
｢完全に無視されたよね……｣
激しく名前は間違えたが、髭切は元気を取り戻したようだった。
元気に動けるようになるのも時間の問題だろう。
｢それで？何の用で来たんだ？長谷部、暇なら今日政府役所についてきて欲しいんだが…｣
｢はい、お供させて頂きます。俺と燭台切は、主がいなくなってしまったので探しに来たんです。｣
｢ああ、何も言わず出ていってすまない、が、お前らうるさすぎだぞ！｣
｢はい！その辺は俺がしっかりしているべきでした。注意はしたので後から反省文を送らせて頂きます。｣
｢分かった。お前の負担にならん程度にまとめておいてくれ。｣
｢はっ！！｣
反省文か…学校みたいだな。
燭台切にバラのエキスの入った瓶を渡すと、パウンドケーキに使うね！ととても喜んでいた。
丁度話していたのだという。
｢さっ！もう戻るか……薬研も心配しているだろう。長谷部、出発は夜でいいか？夜はゆっくりしたいだろうが、そのかわり、一泊したあと一日どこかで美味いもんでも食いに行かないか？｣
｢は、はい！｣
｢えぇ！？１泊！？二人で！？僕を差し置いて行っちゃうの！？｣
｢ついて行ってもいいが……お前と私で歩くと現世では柄の悪い…なんと言うか、残念ながらヤクザの令嬢とその手下みたいだからな。｣
私はよく怖いと言われるので現世で着物なんて着るとそのテの人によく間違えられる。
燭台切も黒ずくめのスーツで同様だ。
___________
美人は怒るとめちゃくちゃ怖いアレ…
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宵闇雪女(プロフ) - 初コメで失礼します！全部読ませて頂きました！完結おめでとうございます、図々しくも番外編まも読みたくなりました！宜しければご検討下さい！応援しています！頑張って下さい！ (2019年3月27日 9時) (
レス) id: 1c362072f6 (このIDを非表示/違反報告)
Ｎ - 完結おめでとうございます!!できたら今後のみっちゃんと夢主様のラブシーン見たいです。これからも頑張ってください!!! (2018年8月26日 0時) (レス) id: 47989a0b29 (このIDを非表示/違反報告)
アイリ提督(プロフ) - 今読み返して思い出した。これ完結してた (2018年3月22日 17時) (レス) id: fa66bf3b4b (このIDを非表示/違反報告)
紅琉@ぐんさには良いぞ(プロフ) - 秋雨蒼凜さん» 良いんですか！確かにうちの旧軍組尻に敷かれそうwしかし女性提督はロマンの塊なので狂犬共の手綱を取って下され。あ、申し訳ないですがわしは来週まで不在なので、また改めてボードにお邪魔させてください。 (2017年10月7日 14時) (レス) id: e07552d661 (このIDを非表示/違反報告)
秋雨蒼凜(プロフ) - 紅琉@ぐんさには良いぞさん» うおお！楽しそうですね！うちの子我が強いんで軒並み尻にしいちゃう可能性が……。やってみたいです！ (2017年10月7日 12時) (レス) id: f75fd32646 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：秋雨蒼凜 | 作成日時：2017年6月1日 23時
