死ぬ時は一緒３ ページ14
side マック
銃をかまえたはいいが
俺の専門はナイフ
扱えないわけじゃない
が、さすがにジャッキーを守りながら、となると
かなり不安がある･･･でも、･･･やるしかない
ジャッキーの拘束を解いてやりたいが
なかなか時間稼ぎもできない状況だった
ジャ「！？マック！後ろ！！」
目の前の敵でいっぱいいっぱいの時だった
突然ジャッキーが叫び
慌てて後ろを振り返ったが、手遅れだった
「っ･･･ぁあっ･･･」
左腕と右足に激痛が走る
痛みで意識を飛ばしそうになりながらも
ジャッキーの方を見ると
心配そうに顔を歪めてこちらを見ていた
その近くには、資料を取ろうとしている男
資料を渡すまいと自由の利く足で何とか抵抗をするジャッキー
だがそれも、もう少ししか保たないだろう
必死だった
どうやって立ち上がったかも覚えていない
でも、気がついたらジャッキーを庇いながら戦闘を再開していた
暫く戦闘していたが
俺も、もう既に限界の状態
ジャッキーを背に庇うように座り込んだ俺を見て
『･･･もういいだろう、放っておいても、もう死ぬだろう』
そういいながら男が何かまき始め
手下を外に出すと、一言こういって火を放った
『その資料と共に消えていただきます』
男が笑いながら出て行き
扉に鍵をかける音が響きわたった
「ーっ･･･クソっ･･･」ﾀﾞﾝっ
ジャ「･･･マック･･･」
「っ･･･もう少し、の辛抱や
･･････今、コレ･･･取ったるから･･･」
ジャ「･･･マック、･･･マック、もう、ええよ･･･早よ、逃げぇ･･･」
「･･･っ、何、言うてんねん･･･お前置いて行けるか･･･アホ･･･」
ジャ「･･･お前１人やったら、･･･今、やったら
そこの窓から、出られる･･･俺は、ええから･･････早よ･･･行けっ･･･」
「しばくぞ、･･･黙っとけ、もう･･･取れるから」
ジャ「･･･ホンマに！もうええ、これもって早よっ」
「死ぬ時は一緒や、お前がここで死ぬ、言うなら
俺も一緒に死んだるわ、安心せぇ･･･」
ジャ「･･････資料、･･･どないすんねん、」
「･･･これこそ、そっから投げたら、ええんちゃうん？
アーセナルが見つけてくれるて」
ジャ「･･････でもっ、」
「･･･まぁ、まだ、諦めてへん、けどな
･････････お前は、絶対死なせへん、から･･･」
「やから、もうちょい、待っててな」
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村岡雄貴∞鮭鮫蝉ぱぁぁん！！ - 面白かったです！いっそのこと、文庫化したらええんちゃいますか？笑 (2018年5月20日 22時) (
レス) id: e50e2268b6 (このIDを非表示/違反報告)
みーるん(プロフ) - 銀鮭切身さんのお話大好きです！でわでわ、続きへ行ってきます笑 (2017年6月30日 17時) (レス) id: 87e14bbb9a (このIDを非表示/違反報告)
焦げた鮭の皮 - 銀鮭切身さん» 銀鮭切身さんの裏好きですもっと刺激的な裏下さい (2016年8月27日 1時) (レス) id: c797ab981f (このIDを非表示/違反報告)
銀鮭切身(プロフ) - しょうみくさん» いらっしゃいませー！今第7段連載中です！･･･ほとんど裏です（小声）(笑)なので安心してください、書いてますよ(笑) (2016年5月11日 1時) (レス) id: a191f6d54a (このIDを非表示/違反報告)
しょうみく - 裏読みたいです!!! これからも頑張って下さい！ (2016年5月9日 20時) (レス) id: 0112c7cd06 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：銀鮭切身 | 作成日時：2015年11月3日 17時
