愛されたかっただけ４ ○紫 ページ23
○紫要素あり
side 村上
その言葉を聞いて
亮の笑顔を見た瞬間
今まで抑えていた筈の涙が一気に溢れてきた
「っ離してっ！」
亮の手を振りほどいて近くにあったトイレに逃げ込んだ
一番奥の個室に入り鍵をかけて
声を抑えて涙を流す
そんな俺の中に流れる映像は
あの時の事と今の亮の笑顔
悲しくて、悔しくて、切なくて
それでも不思議な事に亮に対する怒りは一切出てこなかった
涙が止まったのはそれから３０分程たった後だろうか
周りに誰も居ないことを確認して
次の現場へと急いだ
亮との会話を安に、
トイレで泣いているのをすばるに見られていた事も知らずに
数日後
急に安が泊まりにきた
食べられない俺に気を遣ってか
消化に良さそうな食べ物と少しの酒を持ってきていた
久しぶりの酒にも関わらず
吐くこともなく、落ち着いた気分で居た
少し酔ってきたのか
安が俺に抱きついたりして
はじめは何となく可愛いと思い
俺も抱き返したりして
おっさん２人で女子のようにきゃっきゃとはしゃいでいて
こんなに楽しくなったのは久しぶりだった
すると安がいきなり俺にキスをしてきた
「ん･･･ちょ、安、どうしたん？」
安「黙って」
始めはいつもの悪ふざけかと思っていたが
安は段々と深くしていった
「ｰんっ･･･はぁっ//ゃ、やす･･･やめ、」
安「･･ん････なんで？」
「ぃ、イヤや//俺、は」
安「もうええやん」
「え･･･？」
安「亮」
「っ！？」
安「俺、聞いてもうてん
この前の信ちゃんと亮の会話」
「･･････でも、お、れは･･･俺には･･･」
安「もう、居らんやん」
「･･･ぇ･･･？」
安「もう横ちょ
居らんやん、信ちゃんの所に」
本当はわかっているんだ
もうヨコは俺のヨコじゃない
でも心の何処かで迎えに来てくれると
信じていたかったのかもしれない
安の言葉で現実を見せつけられた気がして
抵抗する気もなくなってきた
安の激しいキスに、行為に身を任せ
散々鳴いた後
俺は意識を手放した
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銀鮭切身(プロフ) - あおりんごさん» そうなんですよね！章ちゃんの女子力には勝てません(笑)あ、本日リクエストを更新させていただきました！是非ご覧下さい！ (2015年10月1日 18時) (
レス) id: ae4a152067 (このIDを非表示/違反報告)
あおりんご - あるあるですねー笑 そーなんですよ！ビックリするぐらい自分より可愛い笑 ヤスくんの女子力に勝てる気が全くしないですもん笑 (2015年9月30日 15時) (レス) id: a5c6616ffd (このIDを非表示/違反報告)
銀鮭切身(プロフ) - あおりんごさん» あるあるですね(笑)私も可愛いしか言ってないかもです(笑)eightはかっこいいし可愛い！ (2015年9月30日 1時) (レス) id: ae4a152067 (このIDを非表示/違反報告)
あおりんご - 袋のまま!?めっちゃ重宝してますね笑 もーあるあるですよね笑 私もお母さんと弟によくひかれてます笑 かっこいいよりかわいいばっか最近言ってるよーな気がします笑 (2015年9月30日 0時) (レス) id: 97c034d1d3 (このIDを非表示/違反報告)
∞スカーレット∞(プロフ) - 銀鮭切身さん» 了解です♪楽しみにしてます！ (2015年9月29日 23時) (レス) id: 7e06ecfed7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：銀鮭切身 | 作成日時：2015年9月3日 15時
