検索窓
今日:16 hit、昨日:7 hit、合計:16,497 hit

6 ページ7

初出勤から1週間 ───


随分仕事にも慣れた、と言いたいところだけどデスクワークばかりで現場には一切出ていない。

そろそろ刑事らしいことがしたい。
平和なのが1番だけど……

そんなことを思っていると炯先輩がオフィスに戻ってきた。


炯「皆聞いてくれ。今追っている事件の捜査のことだが、明日から外務省と共同で行う事になった。」


一途「共同?いいんすか?手柄、行動課に取られちまうかもしれねーのに。」


炯「課長が許可を出した。俺達はそれに従うまでだ。よって灼、Aは午後からの外務省とのミーティングに参加してくれ。」


『はい、了解しました!』


外務省とのミーティング、、
いよいよ現場に出られるのか。
頑張らなきゃ。

遅刻したら大変だから少し早めに会議室に行こう。



いつもより急ぎ目にお昼を食べて会議室へ向かった。






ちょっと早すぎたかな?まだ誰もいないかも。
一番乗りってちょっと嬉しいな。

そう思いながら会議室へ入ると、



伸元「ん?新人監視官じゃないか、早いな。」


えっと、この人は宜野座さん……だよね?
まだ誰も来てないと思ってたからめちゃめちゃびっくりした……


『あ、宜野座さん!こ、こんにちは。』


伸元「気合入ってるな。」


『はい、初めて現場に出る事件なので、、』


伸元「そうか、まだ現場には出てないんだな。頑張れよ。俺は元一係で監視官も執行官も経験してるから、何か聞きたい事があれば聞いてくれ。」


『え!元執行官なんですか?!』


伸元「驚いてくれるってことは、喜んでおいていいのか?笑 ちょっと色々あってな、犯罪係数上がって執行官落ちだ。だが、監視官の時より少し気が楽になった気がしたな。」


『そうだったんですね……なんだか執行官の人って、皆さん優しいくて、良い人ばかりな気がします。』


伸元「……!
ははっ、君を見てるとあの人のことを思い出すよ。」


『え?あの人って……』


そう言いかけた所で、ドアが開いた。


灼「あ!宜野座さんだ〜!こんにちは!
Aちゃん、もう来てたんだ!早いね!」


『灼先輩!はい!初仕事なので気合い入ってます!』


灼「よろしい!無理しないようにね!」


『はい!』


その後すぐに皆さんが集まってミーティングが始まった。






美佳「───。犯人は以上の3人。それぞれ別の場所に潜伏している事が確認されています。よって、班を3つに分けて捜索します。」

7→←5



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (29 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
59人がお気に入り
設定タグ:PSYCHO-PASS , 宜野座伸元   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:細々夜 | 作成日時:2021年11月30日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。