短編腐小説

鬼白もしくは白鬼 ページ1

鬼灯の冷徹より
最近出来たと言う設定でおk？
どっちつかずですが気持ち的には白澤さん×鬼灯様です
でも多分鬼白っぽいんだろうなぁ...
鬼灯様目線のお話...と言うより詩に近いです
少し病んでる..かな？





『貴方を手中に収めました』




あり得ないと思ってた
あなたはいつも、女を見つけては攻めよる様な人だったから
私には高嶺の花だと思ってた
それでなくても、私とあなたは中が悪い
町中で怒鳴りつけるのは勿論、殴り合いだってした
だから、今隣で寝ているあなたが愛しい

悔しくてならなかった
たいして好きでもない女に
甘い言葉を囁くあなたは
びっくりするほどかっこ良くて、
私に気づいたあなたがこちらを向いて
ニヤリと意地悪く笑ったのを、どんな気持ちで見ていたと思ってるんですか？
私には憎まれ口ばかりで
優しく甘い言葉なんてくれやしなかった
私の気持ちはとうに気づいていたくせに



今ここにある現実が信じられない様な幸せで
でも私にはそれを口に出す勇気は無くて
いつも罵詈雑言で本心を隠してしまう
初めて伝えたときにも、お酒の力を借りていたし
次に伝えた時は、あなたが眠っているときでしたし

勇気がないのを自覚して、自己嫌悪に陥って、それでも好きで
それなのに...
それなのにあなたはそれを、いとも簡単に言ってしまう
でも良いんです
『あなたを手に入れられましたから』






一度ニコ○トタ○ンで出した物ですが
一応ここでも...

鬼白もしくは白鬼→

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