日常7 ページ7
『ふー...』
土方さんに部屋まで送ってもらい(ずっと無言でガン見されてた)今は一人でくつろいでいる。
このあと私の歓迎会をしてくれるらしい。悪いからと断ったのだが、近藤さんいわく、ただ騒ぎたいだけだからと言われ、やってもらう事にした。
沖「美琴、いやすかィ?」
ボーっとしていると、外から沖田さんに声をかけられた。
『いますよー。』
沖「そろそろ歓迎会始まるんで、行きやしょう。」
迎えにきてくれたのか。
部屋から出ると、沖田さんについていく。
沖「そういや美琴は、どこから来たんですかィ?」
『えーと、万事屋です。』
沖「旦那の.....?」
旦那?銀さんのことだろうか。
沖「あ、それより美琴。俺のことは総悟って呼んでくだせェ。敬語もなしでいいでさァ。」
『あ、うん。分かった。」
ふときになった事を聞いてみる。
『総悟って何歳?』
沖「18でさァ。」
『ふむふむ………って、同じじゃん!!』
びっくりした。まさか同じだったとは…
沖「美琴も18.....」
『そう。』
沖「その顔で……」
『おいどーいう意味だこら。』
なんだよ。老けてるとでも言いたいのか。
沖「いやー、少しびっくりしやした。」
私もだわ。
沖「あ、つきやした。近藤さんが呼ぶまで、ちょっと待っててくだせェ。」
『うーい。』
呼ばれたら入れって事だよね。
んじゃ、しばらく待ってますか。
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近「えー、これから新しく真選組に入ってくれる事になった子を
紹介する。入ってきてくれ。」
これは呼ばれたのかな?
襖を開け、入る。
近「自己紹介だけ頼む。」
『はーい。 今日から真選組でやっていく事になりました。雪宮 美琴です。よろしくお願いします。』
特に当たり障りのない自己紹介をする。と、少しの沈黙のあと、デカイ声でよろしくの声をもらった。
近「よし、じゃあ……美琴ちゃんの入隊を祝って、かんぱーい!!!!!!」
「「「かんぱーい!!!!!」」」
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作者名:蒼穹 | 作成日時:2015年4月8日 21時