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(童磨様、いない…)
寺院を組まなく探してみたけれど姿が見当たらない。
日中だと言うのに…珍しい。
「どこ行っちゃったんだろ」
一言伝えようと思ったけれど、仕方がない。
暗くなる前に寺院に戻れば問題ないだろう。
念の為、近くにいた信者の方に伝え敷地の外にでる。
「はぁ」
今日は寺院の中が、一段と空気が重かった気がする。
皆が笑って過ごしている場所のはずなのに。
綺麗な空気を胸いっぱい吸い込み、少し急ぎ足で、わたしは歩いた。
久々に呼び出されたかと思えば、あの御方は大層機嫌が悪かった。
一足先に来ていたであろう猗窩座殿もボロボロだ。可哀想になぁ。
新しく任された仕事はなんだか面倒くさそうだし、別に俺じゃなくても良かろうに。
…なんてこぼしたものなら、俺も猗窩座殿のように折檻されるのだろう。
心が読めるあの御方…無惨様の前でそんな風に思うものなら俺は死んでしまうなぁ。
俺とてまだ命は惜しい。
Aはまだまだ、手離したくないからね。
「しかし、どこへ行ったのかなぁ」
あれほど無断で出かけぬよう言い聞かしたのに。
日が沈んだら、探しに行こうか。
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み(プロフ) - ゆりなんぽんさん» コメントありがとうございます。のんびり更新ではありますが、頑張りますね! (2020年8月29日 19時) (レス) id: f75307f7e7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりなんぽん - 素敵な作品ですね!いろいろ事情はあると思いますが更新待っております! (2020年8月29日 17時) (レス) id: 3ac698d03c (このIDを非表示/違反報告)
み(プロフ) - コノハさん» コメントありがとうございます。更新がんばりますね! (2020年8月5日 22時) (レス) id: f75307f7e7 (このIDを非表示/違反報告)
コノハ - もっと書いてください (2020年8月1日 20時) (レス) id: 231375fc20 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:み | 作成日時:2020年3月15日 18時