。 ページ11
「おやおや、今日は化粧でもしているのかい?」
いつもと違うAにそう尋ねれば少し恥ずかしそうに笑った。
「いろいろあったから寝れなくてクマが…。変…ですか?」
「いや、可愛いと思うよ」
俺の一言でいつも変わる表情。うん、見ていて飽きないぁ。
きっと昨夜の事が気になって寝れなかったのだろう。俺が何も言わずにただ見つめていれば真剣な顔でAが口を開いた。
「あの…童磨様」
「なんだい?」
「意味合いを勘違いしてたら申し訳ないのですが…」
あの森でのすきの意味はなんだったのか、と。
話を聞いていれば確かにか曖昧なまま終わっていた気がする。
お互いただ好きだと言う気持ちを伝えただけ。ただの教祖と信者のままだ。
「ふむ」
目線を下げ、なんと言われるかを待つAはまるで小動物のようだ。
たしかに俺はAを好いている。
たまには良いか。手元に置くにはちょうどいい関係だ。
「A」
「は、はいっ」
「俺と結婚してはくれまいか」
「…へっ?」
「ん?」
…話を飛ばしすぎたようだ…
フジ
優しさ 歓迎 恋に酔う 決して離れない
279人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
み(プロフ) - ゆりなんぽんさん» コメントありがとうございます。のんびり更新ではありますが、頑張りますね! (2020年8月29日 19時) (レス) id: f75307f7e7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりなんぽん - 素敵な作品ですね!いろいろ事情はあると思いますが更新待っております! (2020年8月29日 17時) (レス) id: 3ac698d03c (このIDを非表示/違反報告)
み(プロフ) - コノハさん» コメントありがとうございます。更新がんばりますね! (2020年8月5日 22時) (レス) id: f75307f7e7 (このIDを非表示/違反報告)
コノハ - もっと書いてください (2020年8月1日 20時) (レス) id: 231375fc20 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:み | 作成日時:2020年3月15日 18時