少女と青年 弐 ページ15
鈴音side
鈴音達は今先程の崖の上にいます。あ、今は鈴音、フード被ってますよ?
鈴音「そう言えば司、この辺に雲海の孤島って言う天狗の頂点が居る場所があるらしいよ。」
こう見えても鈴音、情報通なんです。これも風の噂で聞きましたっ!
司「確か上空にあるんだよナ?」
鈴音「そうだよ、鈴音の妖術でそこまで行けると思うんだけど…根絶やしにしに行く?」
司「出来るならそうしたいナ。」
鈴音「それなら詠唱が終わるまで目を閉じていてね。」
司「ん、りょーかいっ。」
そしてそこそこ長い呪文を詠唱します。詠唱が終われば鈴音たちの体は空中へ。そのままそこそこ高い位置まで上がりました。そしてもっと上がる…はずでした。というのもトラブルがあったんです。
ガーガーガー!
ピチチチチ…
鈴音「あ、鳥…。」(鳥にぶつかり集中力が切れる)
司「え、ちょ、まっ…!」
そして鈴音たちの体は落下。
司「落ちる!!しかも落下速度結構速い!!終わったぞ多分これぇえ!!」
鈴音「ひゃあぁあ!!落ちる!高いぃ!!」
二人の叫び声がこだましました。
ここで気絶したのか、鈴音の記憶はこれ以上無いですっ!(てへっ)
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作者名:◇曼珠沙華◇(元、ヨミエル) 凛(鈴) x他1人 | 作成日時:2020年8月11日 14時