【実況者】あの地味子、実は【wrwrd】 (ページ41)

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……不死魔校に戻ると、ライアーが即駆けつけてくれた。

ライ「大丈夫！？A、涙の跡着いてる……誰が泣かした？誰に傷つけられた！？ねぇ、誰が俺らの大事な姫を泣かせたの？」

エヴィ「ねぇ、ライアー……落ち着いて。泣いたのはAの精神状態が不安定だからだよ。」

『そ、だよ……我々校の人、関係ない』

途切れ途切れに言っちゃった。でも、本当に彼奴らは何もして無い。我々校生徒会に入れたこと以外は←

『…エヴィ、リクと、シエルとヴェルスとボアは？』

エヴィ「皆仕事してるよ。ねぇ、A……少し…休もう？仕事し過ぎだよ。何徹夜め？」

『……あー…8』

ライ「馬鹿なの！？幾ら仕事が忙しくても寝なきゃ死ぬよ！？」

『もう、いっその事……(エヴィ「ダメだからね。死のうなんて。」』

そう言ったエヴィの顔は涙でぐしょぐしょだった。……泣かせちゃった。

エヴィ「…嫌なのは、分かるよ？僕らも、狙われたもんね。でも、狙われたのはAのせいじゃない。狙ってきたやつが悪いんだから。Aは何も悪くないから、……お願い、俺らの…僕らの前から消えようとしないで。」

ライアーを見るとライアーも涙を流していた。
……大事な家族にそう言われたら…生きるしか、無いか。

『ん、ごめんね。ちょっと、疲れてるのかも。少し、寝てくるよ』

ライ「着いてくよ。A1人だと仕事しそうだから。」

着いてこなくても仕事はしないよ^^;
まあ、言っても有能だから着いてくるんだろうな。有能だから←
部屋に行く途中でライアーが話しかけてきた。

ライ「……我々校の人は心配とかしないだろうけど、此処(不死魔校)の人なんて心配性(ウェル)とか過保護(俺)が居るんだから心配しないなんてことは無いんだよ。あまり、心配させないで。」

過保護だと気付いてたのね。←

『分かった。ごめんね。……誰か来たら僕は寝てることを伝えて。あと、誰でもいいから僕のカバンを取ってきてくれると嬉しいな……。じゃ、ライアー…おやすみ』

ライ「分かった。伝えとく。……おやすみ、A…。」

ライアーにそう言い、僕は部屋に入りふかふかベッドに体を沈めた。
流石に8徹もしたからすぐに眠気に襲われ、僕は眠りに落ちた。

◇