【実況者】あの地味子、実は【wrwrd】 (ページ26)

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◆24限目◆ ページ26

◆トントン side◆

ぴくと｢では、始めてください！｣

ぴくとさんのその声で始まった。笹谷さんは言い初めのくせに1歩も動かず、目を瞑った。
これは負け試合や。俺もみんなも同じいけんやったらしく見るのを辞めようとした。
その時だった。

『右から来るの分かりやすいよ。ほらほら、脇ががら空きだ。』

笹谷さんが目を開き、ゾムの攻撃を避け、脇に蹴りを入れる。

ゾム｢ｸﾞｯ…！やるやん！ならこれならどや！｣

ゾムが蹴りを入れるが笹谷さんは蹴りを避け

『ほら、今度は此処ががら空き。こんなんじゃすぐ死ぬよ。』

ゴスッとゾムの鳩尾を肘で突く。ゾムが痛さで倒れ込み、笹谷さんが武器であるクナイをゾムの首に当てる。

ぴくと｢終了！雅楽さんの勝ち！｣

『……さ、苺ショートよろしくね。』

……一瞬やった。あんな強い女子見たことがあらへん。

ひと｢強すぎない？｣

『私はそんな強くないですよ。Aやエヴィ達の方が強いよ。あの人達は凄い。』

そんな褒めるんや……笹谷さんって。てか、笹谷より強い不死魔校の人ってバケモンやない？

『……あと、私が強いんじゃない。君達が弱過ぎるんだ。』

(´・∀・｀)ｳｻﾞ←

『…さてと、終わったし……脅威！いちごショート買うか作りたまえ！』←

ぴくと「雅楽さん！僕が作ります！」←

『君じゃない』←

ぴくと「……じゃ、ショートケーキ奢るんで一緒にカフェ行きません？」

てか、ぴくとさんめっちゃ懐いとるな。

ゾム「よし！書類終わったら行くで！嫌という程食わせたるわ！」

コネ「甘いもんで食害とか最悪過ぎん？ｗ」

ゾム「シッマ何言うとん？俺、笹谷には食害せぇへんで？」

コネ「は！？嘘やん！え、じゃ、普通に食わせるだけなん？」

マジかよ。ゾムが食害せぇへん事あるんやな。どんだけ仲良くなりたいねん。

『ショート！早く食べたいめう』←

オス「…真似されためう」←

なんか、笹谷さん可愛くなってへん？

◆