【歌い手】忠犬ワンコ彼氏【赤髪のとも】

◆7話目◆ ページ9

◆死神 side◆






え、今この子…親”居ない”って言った？
え、でも、一人暮らしにはデカすぎる家だよね…てことは、旅行でも行ってるのかな？







『あ、居ないってのは死んで居ないって事だからね。…あ、聞いたこと謝んないでね。殴るから』←







殴るって( 'ω')
この子ホントに女なの？
てか、死んでるの…？







ぺん「え…じゃあ、お金はどうしてるの？」







『働いてる。』







とも「…働いてるって…いつから？」







『んーと、高二からかな。…だって保険金で暮らすなんて嫌。死んだ人の金はローンとかに使って食事代とかは全て自分で働いたお金で食べてってるよ。』







…ちゃんとしっかりしてるんだ。







『それに。僕は実況者でもあり歌い手でもある。だから、お金はまあまあ稼げているから今の家に住めてるし。…さて、僕は家具買うために調べてこようかな。ともくん、住むのなら欲しいの言って。買い揃えないと。あ、連れ帰るの？住むの？』








死神「……ぺいんとさん…どうします？」








ぺん「……ホントっぽいし…でも、信用出来ないし…ともさん帰りません？」








とも「ヤダ。僕ここに住むの。」







子供みたいｗ







『……君らも住むなら部屋を用意するけど…帰るのね。りょーかい。』







え、用意って…2人分も？









ぺん「え、俺らも住めるの？」








『住めるように出来るよ。使ってない部屋が5、6部屋あるからね。』








え、多すぎませんか？なんでそんなに空いてるんですか。









死神「え…？何でそんなに部屋が？」









『改造した。この家はもう僕の物だし、部屋多かった方が色々便利だしって事で改造した。
まだ改造出来そうだし改造はこの後もする予定。』









とも「凄い…！改造出来るって凄いね！」









『普通でしょ。あ、住むなら今部屋を出すね(・・・・・・)』








部屋を出す？どういう事でしょうか？








千葉さんが壁にある取っ手を下げるとガコンッと音がし、三部屋ほど出てきた。
凄い…改造ってそういう事だったんですね









◆

◇8話目◇→←◇6話目◇

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す