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◇1話目◇ ページ3

今日は朝から実習…嫌だな…僕テスト終わってないからまだ1人なんだよ…







怖い犬(噛み付くような)だったらどうしよう…








なんて思っていると先生が犬を連れてきた








ハスキーだけど目が真っ赤…病気の目とは違ってウォールアイみたいで綺麗…。







そのハスキーは僕と先生を見て唸り声をあげた。







周りの人はそれを見て怖いだの、当たりだだの言う。








あ、当たりというのは悪い意味の当たりね。
大凶みたいなものだよ。








「この子、多分初めて来る子だから千葉さん、お願いね。」







先生はそう言い、僕にハスキーくんを預けて他の所へ行く。
僕は仕方なくハスキーくんをトリミングし始めた。
すると、ガブッと思い切りハスキーに噛みつかれた。
とても痛い。








「千葉さん、大丈夫!?」







「うわ、血が出てるじゃん!早く止血しないと!」








男子や女子が慌ててハスキーくんを僕から離そうとするが、ハスキーくんは一切僕から離れようとしない。それどころか、もっと強く噛んできた。








『…痛いよ?







少し殺気を込めて怒る。
すると、ハスキーくんは僕の腕を離してくれた。僕の腕はハスキーくんに噛まれたことにより真っ赤な血で染まっていた。
先生がすぐに止血し始める
少し頭がクラクラするから多分貧血だろう。








「おい、千葉!大丈夫か!?顔が真っ青だ」








そんな声が聞こえた…けど、それよりも時間がもったいない。多分皆やろうとしないだろうから僕が噛まれてとても痛い腕を動かしてトリミングし始める。







最初は凄く暴れていたが段々と大人しくなっていって最終的に授業が終わるころにはトリミングも終わっていた。








「ちょっと皆聞いて。このハスキー…学校の子でも何でもないただの野良だったらしいんだ。で、誰か飼う人いる?」







何この子…野良だったんだ。
そりゃあ噛むわな。








「凶暴だから無理」







「え、これ飼えなかったら保健所行きですか?」







「そうだね。保健所行きだね」








僕は保健所という言葉を聞いて思わず手を上げてしまった
そして…







『僕が貰ってもよろしいですか?』









と一言、言った。







「え、親御さんは大丈夫なの?」







と聴こえたから僕はこう答えた。







◇2話目◇→←◆設定2◆



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夜空 - 頑張ってください!(*>∇<)ノ (2018年2月18日 0時) (レス) id: 51a07134da (このIDを非表示/違反報告)
- とっても面白いですね!更新待ってます! (2018年2月16日 23時) (レス) id: 9d8ff17ce2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:吟狐 | 作成日時:2018年2月7日 19時

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