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マイキーside ページ29

けんちんや三ツ谷達が東卍を抜けた
理由は俺らが警察署に前世の妹達を迎えに行っただけなのに
雑誌には顔は隠されてるが俺らだと分かる写真だった
三ツ谷からは「弟妹を何だと思ってる!?」と叱られるしけんちんからは「ついて行けない」とあきられた

全部レイ達のせいだ!レイ達が素直に俺らについてくればこうはならなかった!

エマ『けんちゃんに嫌われちゃったァ……ぐずっ』

エマだってケンちんに嫌われずにすんだんだ!

『なぁエマ』

エマ『ぐずっ……何?マイキー……ヒック』

『また俺らでレイ達を迎えに行けばいいんだよ!』

そう迎えに行けばいいあの時は警察署に……職場に行ったのが不味かったんだ

『真一郎に頼んでさ、今度は職場じゃなくて外で会えばいいんだよ!喫茶店とかあるだろ?』

エマ『……そうだね!あの時は職員の人に邪魔されたから!2人の時を狙えばいいよね!』

『その前に寄りたいとこもあるんだ』

エマ『寄りたい所?』

『VRC行っただろ?あそこなら記憶が戻る薬だってあるはずだ』

エマ『マイキー天才じゃん!』

『まずアイツらの情報が欲しいな』

エマ『新横浜に知り合いなんていないよ?』

むしろ妨害してくる敵が多い
夜は吸血鬼も出てくるし警備も強くなる

『タケミッチに良い方法ないか聞いてみるよ』

エマ『何で?タケミッチ?』

『あいつの友達に情報収集が得意なのいるんだ協力してもらおうかなってあと真一郎とかにも』

エマ『真ニィにはエマが伝えとくね!』

『ん……頼んだ』

これで成功すれば
ケンちんも三ツ谷達も戻ってきてくれる!
そう思うと俺は笑みが止まらなかった

半田桃side→←エマside



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作者名: | 作成日時:2022年8月10日 22時

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