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エマside ページ28

失敗した!!失敗した!!
何で邪魔するの!?
ネェ達が戻ってくればいいだけなのに!!
おじいちゃんにも叱られるし!最悪!
学校に行ったらクラスの子達もひそひそ何か言ってるし!

マイキー達の集会も!エマ達悪くないのに!

ドラケン『おい!マイキー!!これどういうことだよ!!』

マイキー『何?けんちん』

けんちゃんが1冊の雑誌を手にしたまま
青筋を立てて怒鳴り声をあげた

ドラケン『東卍(俺達)はカタギや女子どもに手を出さないチームのはずだろ!?』

マイキー『当たり前じゃん』

三ツ谷『落ち着けよドラケン!どうしたんだ!?』

ドラケン『これお前らだよな!』

バサりと見せられた雑誌を見ると

『は?え?何で?』

三ツ谷『新横浜?吸血鬼が多く出てくるとこ……だよな』

マイキー『っ!?』

ドラケン『何で公務員の……職場でこんな事したんだ!』

『ちが!?マイキー達は悪くないよ!』

マイキー『あそこに妹と弟がいるんだよ!迎えに行っただけで!俺らは悪くない!』

ドラケン『お前に弟なんていないだろ!妹はエマだけじゃねーか!』

『ぜ、前世のお姉ちゃんとお兄ちゃんなの!』

ドラケン『巫山戯んな!そんな事信じるわけねーだろ!もっとマシな嘘つけ!』

マイキー『嘘じゃない!アイツらがいればエマは怪我も誘拐も無くなるし!家事だって!』

三ツ谷『……やらなくて済むってか?』

マイキーがエマの事心配してくれてるのも凄く嬉しいし何よりネェ達がいればウチ達の家も安定する良いことずくめじゃん

マイキー『そうだ!そしたら……』

三ツ谷『巫山戯んな!!』

『っ!?』

何で?三ツ谷まで怒るの?

三ツ谷『それってその子達をエマちゃんの肉盾にするって事だろ!?家事もってことはほとんど都合のいい奴って事だろーが!巫山戯んな!弟妹を何だと思ってる!』

八戒『タカちゃんの言うとうりだよさっきから全然その子達の事心配してる訳でもないし向こうからしたら不審者にしかならないだろ』

三ツ谷『俺の憧れたマイキーはそんな事言わない!今日をもって俺は辞めさせてもらう!!』

八戒『俺もタカちゃんが辞めるなら辞める』

ドラケン『悪いが俺もそんな事言う奴らについて行けねー』

待って待って!何で!?こうなるの!?
確かにネェ達の所に突撃訪問したのは悪いと思うけど
けんちゃん達が辞める話になるの!?
全部ネェ達のせいだ!

『待ってよ!けんちゃん!』

ドラケン『お前らには失望した。もう話しかけんな』

マイキーside→←レイside



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作者名: | 作成日時:2022年8月10日 22時

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