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凛side
何故かこの間の爆発物処理班の二人がうちにやってきた
お父さんも何故来たのかあまり分かってなかったが
天パの人が説明してくれた
どうやら相方の方が慢心してろくに防護服を着てない所で私達が「凄い人」だと褒めていた事をたまたま耳にしてちゃんと防護服を着たことにより爆弾が爆発しても軽症ですんだらしい
簡単に言えば知らぬ間に命の恩人になっていたそうだ
萩原「君のおかげで死なずにすんだよ…ありがとう…」
「今度もちゃんと服着てね」
萩原「ちょッ、それだと俺、露出狂みたいになっちゃうよ！？」
松田「あながち間違ってねぇだろw」
萩原「そんな〜」
「魔法は使わないの？」
松田「ん？魔法はな〜…」
萩原「下手に魔力加えると暴発したり被害が多くなる可能性が増えるから基本的に自分達でやったほうが速いんだよね〜」
小五郎「まぁ…魔力が全てって考えはこの国じゃあまずねぇわな」
松田「ユニーク魔法も持ってるやつなんて数えるくらいだろ」
「私、持ってるよ」
小五郎「は？」
Ｗエース「えッ」
小五郎「持ってんのか！？何で言わない！？」
「だって、言ったら工藤君の家の人達が余計しつこくなるじゃん」
小五郎「あ、あ〜…まぁ…な〜…」
Ｗエース「工藤？」
松田「あ〜…あの小説家の」
萩原「目暮班が重宝してる人達だろ？」
松田「もう鑑識とかめっちゃ怒ってんだよな〜」
萩原「そうそう、証拠品を素手で触らせたり土足で現場入るしで問題視されてんもんな〜」
やっぱ問題になってんだね〜
「私も現場行きたくない」
松田「なんだ？巻き込まれるのか？」
「魔力あるってバレて女の刑事さんに無理矢理連れてかれそうになった」
小五郎「あ〜…あの刑事な」
「魔法使えば何でも解決すると思ってる目暮班はちょっと嫌」
松田「目暮班…佐藤か…？」
萩原「子どもを無理矢理は駄目だろう…」
「お父さんが近くにいてくれてよかったしあの後めっちゃ怒ってくれたから別にもういい」
松田「佐藤よりも大人じゃねぇか」
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作者名：笹 | 作成日時：2024年2月12日 6時
