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萩原side
爆発物処理班のＷエースと呼ばれてた俺は調子に乗って防護服を着崩して作業することが増えた
周りや特に同期の松田から言われてもなぁなぁにしてちゃんと着なかった
爆発物処理班が呼び出され俺と松田が事件に駆り出された
今回も俺一人で爆発物を処理する予定だったが
松田にまた着崩してるとこを怒られた
松田「だから！命に関わることだからちゃんと着ろよ！！」
「だって〜暑いんだもんよ〜重いし」
そんな会話をしていると小さい女の子とその両親が俺達の方を見て父親が爆発物処理班がどんだけ凄い人達かを簡単に子どもに説明していた
後ろからでも割と聞こえてくる
女の子はまともに防護服を着てない俺にまで応援していた
父親の方はよく見たら捜査一課にいた毛利さんだった
松田「頑張れ〜だってよ、おまわりさん？」
ニヤニヤと笑いながら
「ちゃんと着るって〜！」
小さい女の子に頑張れと言われたからには仕事をしっかりこなさなきゃな…と思い
真面目に服を着て作業をしたが問題なく処理することができたが
時限爆弾ではなく遠隔操作できる代物で危うく殺されかけた
入院先でも松田にも言われたが防護服をあの時着ていなかったら俺は死んでたかもな〜ってさ
松田の声をBGMにしながら眠りに落ちた
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作者名：笹 | 作成日時：2024年2月12日 6時
