毛利蘭成り代わりは名門魔法学校を謳歌する (ページ16)

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？「ここに座ってもいいかしら？」

すると前の席に一人の生徒がやってきた

「ヴィルくん！久しぶり〜」

ヴィル「えぇ久しぶりね」

ニコリと美しく笑うヴィル

レンとヴィルは子役時代からの友人でレンの悩みを解決した私に興味をしめ、意気投合し仲良くなった

ヴィル「そういえば…貴女達ロイヤルソードアカデミー受けなかったのは何故？少なくともここよりは治安…いいじゃない、女の子だって向こうは多いでしょ？」

「あー…それね」

レン「あー…はは」

二人して苦笑いすると不思議と思ったのかきょとんとしている

「ほら、私って極東の出身だし、こっちの常識とかと少しズレてるじゃない」

「学校案内で家族と一緒に行ったんだけど…」

レン「向こうの生徒がいきなりミュージカル始めてさ～」

レン「リンの家族達、めっちゃフリーズしちゃって(笑)」

「ミュージカルは映画とか舞台で見るのはいいけど急にやられたらビックリするじゃん！」

「あと女子の制服が真っ白なのはちょっと…雪山の保護色じゃん」

「色々と汚れとか目立って不衛生に見られるの嫌だしコスプレで一時的に着るのはいいけど毎日着るのは嫌」

ヴィル「あー…なるほど」

「ナイトレイブンカレッジの方が全体的にカッコイイじゃん」

その言葉でこの制服でよかったと安心する男子生徒が小さくガッツポーズした