毛利蘭成り代わりは名門魔法学校を謳歌する (ページ15)

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凛side

教室に入り授業の準備をしていると

他の生徒達も入ってきたが…途中でぎこちなく動き

何処に座るかで取っ組み合いの様なジャンケンをし始めた

モブ×2「最初はああ！グーー！！」

モブ×2「ジャンケン！！オッラア！！」

すると他の生徒達の事をスルーしながら

白髪のかっこいい生徒がこちらにやって来た

白髪「すまない、隣いいか？」

「い、いいよ」

白髪「…同じ寮生…」ボソッ

「寮…一緒だったんだね～、よろしく、リンでいいよ」

白髪「そうか、俺はシルバーだ、よろしく」

他の生徒達はトレイン先生が来るまでジャンケンをしていた

授業が終わり昼食をとるべく、食堂に向かっていると

？「リーン！」

後ろから抱きついてきた女の子に視線を向ける

「レン！」

レン「リンもこっちに入学してたんだね！」

「レンこそ！」

キャッキャッと話してると何故か男子生徒達がモーゼの滝の様に道を開けてくれた

レン「？食堂で一緒に食べましょ!」

リン「そうだね！」

ニッコニコと笑う顔が可愛い

子役時代に悪役ばかりを演っていたレンが泣いている所を話しかけたのがきっかけでできた友達

他国だったからどうしても会う機会に恵まれなかったが連絡は取っていた

レン「リンは何するの？部活」

「ウ～ン…魔法薬学とか勉強できる所とかもいいと思うんだよね〜、サイエンス部とか」

サイエンス部と言った途端に周りがザワッとした

レン「私は、ポムフィオーレだしそういうのは自然と習うからな～…でもリンと同じ部活とか絶対面白そう！今度一緒に見学しようよ」

「それいいね！」

周りの生徒達は何故かテーブルに突っ伏していた

「周りの生徒どうしたんだろ？」

レン「さぁ？」

「今度ポムフィオーレ行ってみてもいい？内装気になる」

レン「じゃあその次、ディアソムニア行ってみてもいい？寮服着て一緒に写真撮ろ！」

キャッキャッと楽しく話してると電話が鳴った

「あ、ごめん、電話」

レン「別にいいよ～」

「はい、もしも
『おい!何で同じ学校じゃないんだよ!』
うるさっっ！」

新一『何で同じ学校じゃないんだよ！』

「うるさいな〜、別にいいじゃん」

新一『よくねぇよ！俺達幼馴染だろ！？』

「幼馴染ってあくまでも他人だからね？たまたま同じ幼稚園で小・中一緒だっただけじゃん」

新一『な！？俺はお前の！』

「うるさいな」ブチッ

レン「うわ～…例の幼馴染？」

「まぁね～」