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どんっ
『どんっ？』
「お前何してんだ？」
『っわわ、ハウンド！？』
「ったく、一旦離れろって」
ドアの外にハウンドがいた。
まさか彼がいるとは思ってなかったので、前につんのめっていたらしい。
ぐいっと頭ごと押しのけられる。その時に静かに鍵を閉めて。
『どうしたの？ここまで来るなんて珍しいじゃん』
「ちゃんとやってるか見てこいって言われたからな」
『サボってないよ！』
今からサボるところだけど！
いやいや、終わったんだからサボりじゃないね！
「……まぁいい。本題はそれじゃないからな」
『なぁに？』
「お前、さっきまで誰と話してた？」
何の話？ときょとんとすれば、後ろのドアに体が押し付けられる。
『痛っ！ちょっと！何するの！』
「こん中で男の声がしたんだが？やけに親密そうだったな？」
『はぁ！？何言ってるのほんとに！ふざけたこと抜かしてると……』
「ふざけてたらどうなるって？」
ずずず…と彼の膝が股の間に入り込み、少しずつ上に上がっていく。
精一杯の背伸びも今は役立たず。
周りに誰もいないこの状況で助けを呼ぶ方法はただ1つ！
『っあ、あぁ…うわあああぁぁぁん！！』
両手で目元を覆って泣き叫ぶ。
突然の泣き声に彼の体勢が一瞬だけ緩む。
「なっ、なんだよ！おい泣くなって！いい大人が泣くんじゃねぇよ！」
『っ、う…うぅ…ハウンドがぁ…！』
「俺が何したんだ「あんさん？ちょーっとこちらでお話しましょ？」ﾋｪｯ…」
ヒュンッとどこからやって来たのか、マミィが東の国の鬼？とやらの面を付けてハウンドの背後に立つ。
彼の顔がどんどん青ざめていく。
「いや？お、俺はちょっとコイツに話があってだな…」
「言い訳は聞かんで？ボスにまた躾て貰わなあかんなぁ？」
首根っこをぐいっと掴まれて引きずられながら去るハウンド。
入れ替わりになぞと硝石がやってきた。
「マンバ、大丈夫？彼と何かあったみたいだけれど…」
『何の話？』
「うわすごいケロッとしてる。今まで何もありませんでしたよみたいな顔…」
『私部屋に行きたかっただけなのにね、あらぬ疑いをかけられて…』
「どんな疑い？」
私は彼に言われたことを2人に伝えた。
まぁ…部屋に人がいたのは事実なんだけども。あと鳥。
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白狐-bilyakko-(プロフ) - 【湖の宝石】さん» でも、読んでて楽しかったです！それだけは正直に言います！ (2021年9月23日 18時) (
レス) @page4 id: df3d8cbea7 (このIDを非表示/違反報告)
白狐-bilyakko-(プロフ) - 【湖の宝石】さん» 前作でコメント返せなくてごめんなさい！まぁ、あの、理由があって返さなかったんですけれども(^_^;) 決して反応楽しんでたとかそんなんじゃないですからね！？ あと、迷推理ではなく名推理です！これからもどうぞよろしくお願い致します！m(__)m (2021年9月23日 18時) (レス) @page4 id: df3d8cbea7 (このIDを非表示/違反報告)
【湖の宝石】(プロフ) - なるほど…登場した人達がわかってスッキリしました。時々正解しててちょっと喜んでる自分がいますw 更新頑張ってください (2021年9月23日 18時) (レス) @page2 id: 664df39994 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白狐-bilyakko- | 作成日時：2021年9月22日 21時
