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こちらマンバ、今組織の中にあるリビングのドア横にスタンバっています！
中では帰りの遅い私を待っているのか、ハウンドがボスにキレています！
あとで舐めた口きいてばちこし叱られても知らないからね！
……あの時、あの鳥の背中に乗ってすぐに意識を落とした私は、気づいたら組織の玄関前に寄りかかっていた。
こんな狭い路地にあの巨体が入れたとは到底思えない。
途中からここまで歩いたのだろうか？いや、全く記憶がないからそれは違うのだろう。
そうだ！普通にドア開けるんじゃなくて、奥の方から走ってきて思い切り開けてやろう！
びっくりするだろうな！
思い立ったら早めの行動！
私は少し離れたところまで抜き足差し足、そして大きな音を立てて走って目の前のドアを開けた。
『たっだいまー！！無事任務完了いたしました！！へへっ♪』
フードが完全に目を覆ってて皆がどういう顔をしてるか分からないけど、多分びっくりしてるはず！
辺りを確認しようと顔を上げる前にドンッ！といった衝撃。
その衝撃で取れたフードの向こうには愛すべき人の身体。
無言でグリグリ顔を押しつけてくるもんだから大きい犬みたいだな…って思った。
呆れた。とでも言うように肩をすくめるなぞ。良かったあぁぁ…とその場に揃って膝をつくダディ。それをマミィとクローとナイターが冷めた目で見下ろしてる。
あぁ、こういうのが大好きだなぁ。
怖いものに追いかけられることはここでは絶対にないんだから。
『ねぇ、はうんろあるぅいからはなしれ…』
「はぁ？何？あ、まさかお前酒飲んだな？何杯飲んだか言え」
『いっふぁいだれだよぉ…』
「なんて？」
「一杯だけですって。でもその様子だと5は飲んだでしょうね」
『そんなのんれあいよ…』
あれ？何で？うまく喋れない。手足がびりびりする。ダメ、迷惑かけちゃダメ！
首、手、足、頭、胸、お腹、全てが……
ﾌﾟｼｨｯｯｯｯｯｯｯｯｯ‼︎
水が噴き出すような音。段々と暗くなっていく目の前と誰かの叫び声。
あるぇ？どうしれ？らにがおこっらの？はうんろ、ないあー、ろす、たしえれ……。
わらし、いま、らにしれりの？
「貴女はそうやって弱々しい姿だけ見せていればいい」
『らえ？』
「こちらに来れば恐怖に怯えることもないというのに。どうして貴女は逃げる？」
『ね、たすれれよ』
「求めるというのならばその気持ちに答えましょう」
白手袋。黒ローファー。目を奪われる綺麗なアメジスト。
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白狐-bilyakko-(プロフ) - 【湖の宝石】さん» でも、読んでて楽しかったです！それだけは正直に言います！ (2021年9月23日 18時) (
レス) @page4 id: df3d8cbea7 (このIDを非表示/違反報告)
白狐-bilyakko-(プロフ) - 【湖の宝石】さん» 前作でコメント返せなくてごめんなさい！まぁ、あの、理由があって返さなかったんですけれども(^_^;) 決して反応楽しんでたとかそんなんじゃないですからね！？ あと、迷推理ではなく名推理です！これからもどうぞよろしくお願い致します！m(__)m (2021年9月23日 18時) (レス) @page4 id: df3d8cbea7 (このIDを非表示/違反報告)
【湖の宝石】(プロフ) - なるほど…登場した人達がわかってスッキリしました。時々正解しててちょっと喜んでる自分がいますw 更新頑張ってください (2021年9月23日 18時) (レス) @page2 id: 664df39994 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白狐-bilyakko- | 作成日時：2021年9月22日 21時
