言いたいことは明日言え【銀魂】 (ページ4)

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犬も歩けば滑ってこける２ページ4

～Aside～

『かすみ草１つください』

花屋
「はい！どうぞ！」

いつも通りの午後
かすみ草の花束を買って歩いていた

花屋のおばちゃんはいつも笑顔で暖かくて好き

小野寺
「Aちゃん！こっちこっち！」

『…泉ちゃん！』

泉ちゃんは私と仲良くしてくれる唯一の癒し
私より何百倍も可愛い

「見て！あの木陰に座ってる人！」

『うん？』

そこを見ると
ゴリラみたいな野性味溢れる人

タバコ吸いながらイライラしてる人

たくさんの人が休んでいた

・

・

「どっからどう見ても＂真選組＂だよね！？

あのゴリラっぽいのが近藤さんで
鋭い目の人が副長の土方十四郎！キャァ！

ほんっとに会えるなんて！感激！」

…え？

真選組って武装警察よね？

まさか、私を？_______________

小野寺
「でもなんで沖田総悟がいないんだろう…
会ってみたかったな_______ってA？

大丈夫？？顔が真っ青…」

『…！う、うん！大丈夫！
今日はもう帰るね…ごめん』

「うん…またね」

またねって言ってくれるだけで泣きそうになる
優しいな本当に

今ここで私の存在がバレてしまったら？
私が《殺し屋》だったってバレたら…

『…絶対にダメだ』((ボソ

((ザザザザ…

早足で顔を下に向けながら歩く
ひたすら

歩く

歩く

歩く…

((ガキンッッ！！

！！！

あれは…刀が触れ合う音？

音の鳴った方を向いてみると男2人が睨み合って戦っている

泣いている女の子もいる

あれは…まさか

『…翔悟？』

瀧
「！！…よお…A」

『あんた…なんでここに』

「なんでって…Aに会いに来たんだよ

・

・

ただいま」((黒ニタリ

((ガチャ…バンッ！！

気付いた時には銃を持って打っていた

『君が悪い、いつからそんなに

笑い方下手くそになったんだ翔悟』((睨

瀧
「まぁまぁ…そんな睨むなよA痛いじゃないか」

沖田
「オイ…てめェら…何者だ？」

瀧
「何者かって？それぐらい知っててよ～

真選組隊長…沖田総悟さん、あ！＂元＂か！w」

真選組！？なんだって！？
これが泉ちゃんの言ってたあの沖田総悟か

ジィーッ

沖田
「…何をそんな見てんでィ」

『いや…そんな聞いてたほどイケメンじゃないなって』

「はァ！？なんだと！？」

瀧
「アハハ…ほんと面白いねA

・

・

さすが俺と同じ＂元殺し屋＂だよ」