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『く、暮人様…?私何かお気に触る事しましたでしょうか?』
悪魔で、弱い子を演じる。
怯えた様な目で暮人を捉える。
しかし、
「あははっ」
隣から笑い声が聞こえた。
横を見ると
「キミ。言っとくけど僕達の中では性格ばれてるからね。無理に演技しなくてもいいよ。」
『な…!?何を言ってるんですか…!えと…その…
そう、深夜‼様っ!』
「もうその時点で役者には不向きだよねキミ。」
「ってことだ。素で話せ。」
『なにを…これが本当の私…百夜Aで「嘘つくな。」嘘じゃないですって!』
メンドクせー‼と思った瞬間、
『‼』
目の前に虎が現れた。
一瞬の出来事に思わず刀を抜こうとしたAだが
ここでばらすわけにはいかない、と手を放した。
すると虎は自分をすぎ、途中消えた。
「…僕がキミを狙ってないって分かってた?」
『…いいえ?私にはそれだけの力はないのですから。』
あはは、と馬鹿っぽい笑いを作ると
閃光が走った。
『ッ‼』
さっきとは違う
本当に自分に向けて打ってきた斬撃。
防がなければ死ぬと確信した。
咄嗟とはいえ、ついに刀を抜いてしまった私は
その斬撃をこの、一番危ない奴らの前で
斬ってしまったのだ。
ついでに言うとフードも取れた。
あ、ヤバい。
そう思って刀を戻そうとした時には既に遅し…
「やっと本性みせやがったな。」
刀をもつ手をグレンに掴まれた。
「つうか赤い眼にその歯…おまけにフードとか…吸血鬼のコスプレか?」
『…』
あー、もういいや。
ふっきれたAは先程とは違い怪しげな笑いをした。
『あは…ばれちゃったよ〜。でも観察眼いいね。私自分でも結構演技上手いと思ってたんだけどね〜。
あ、私は吸血鬼じゃないよ。』
刀をクルクルと投げていると
「キミってグレンに似てるとこがあると思ってたけど…
その性格悪さもそっくりだね!」
と、深夜に爽やかな笑顔で言われた。
いつもなら心の中で言う事だが
『チッ…うぜぇな…』
もう隠す必要なの何処にもない。
『んで…今私に斬撃放ったの、だーれだ。』
端から一人一人顔を見ていく。
やがて、その目はとまる。
『…お前だな。
柊暮人…』
「暮人兄さんを呼び捨てるなんてすごいね〜。馬鹿としか考えられないよ。」
『誰が馬鹿だ。』
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流星(プロフ) - ファイト！(*￣0￣)/ オゥッ!! (2016年1月13日 18時) (
レス) id: 6de36c9df2 (このIDを非表示/違反報告)
白野威(プロフ) - 流星さん» 小説見てくれたんですね！！面白いだなんて勿体ないお言葉！！；ありがとうございます！！！頑張ります！！ (2016年1月12日 19時) (レス) id: 7143424c77 (このIDを非表示/違反報告)
流星(プロフ) - どうやったら、こんなに面白い作品が作れるんですか！？更新頑張ってください！ (2016年1月12日 18時) (レス) id: 6de36c9df2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：照昇 | 作者ホームページ：http://ginngatannpennsyuu
作成日時：2016年1月5日 4時
