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『…お前も私を牢屋にぶち込みたいって?』
「別に〜。僕は上からの命令で動いてるだけ。
兵を出さないのも暮人兄さんなりの優しさじゃないかな?」
『…私が一般のクズに負けるって?』
「いや。これ以上犠牲者をだしてキミの罪を重くさせないため…とか?」
『どんなポジティブな考え方だよ…』
首を横に振る私はもう緊張感がなくなっていた。
「で、今大人しく捕まってくれたら会議の時、色々と助けてあげるけど?」
『そんな情けは要らなーい。捕まらないし。』
「キミってつくづく生意気で面白い性格してるよね。」
『ありがと〜。さ、グレンまで来たらヤバいから早く始めるよ。』
「それって２対１じゃ勝てないから、ってこと?」
『死ね。』
床を蹴って、大きく跳躍する。
『喧嘩上等。全員に死亡フラグ立ててやるよ』
「ホント、面白いなAちゃんて。」
へらへらと笑い、先に剣がついた銃で刀を受けた。
『お前こそ面白い武器持ってるじゃん。
それ、ちょうだい?』
『これー?今のキミは人食いになって終わると思うんだけど。』
チラチラと私と銃を見比べる。
『意味分からねえ事、抜かすな‼』
再び刀を前に出す。
「ちょっと10秒だけ目瞑っててくれるかな?ボク遠距離専門なんだよね〜。」
『うるせェ‼くたばれ‼』
「口悪いな〜。でもさ、そんなキミに重要な事言ってあげようか?」
『いらねえよそんな情報‼』
深夜の話を碌に聞かずひたすら刀を振るい続けた。
「言わなくていいの?本当に。」
クスリと笑った深夜の笑みが、どこか意味深な笑みだった。
その瞬間、
『ッ!?』
首に刺激が走って
私の意識はなくなった。
「折角言ってあげようと思ったのに。“グレンが後ろから来てる”って。
傲慢な欲とプライドは…いつかその身を亡ぼすよ?」
そう笑った深夜の声はAには届かない。
「余計な事教えようとしてんじゃねーよ、ったく…」
「あはは。でもやるねー。試験官斬るなんて。
新しい試験官はこの子かな?(笑)」
「馬鹿言うな。コイツの処分は会議で決める。」
「真面目だな…いや、会議中に寝る人を“真面目”とは言わないか」
「うるせ。」
深夜がAを抱き上げた。
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流星(プロフ) - ファイト！(*￣0￣)/ オゥッ!! (2016年1月13日 18時) (
レス) id: 6de36c9df2 (このIDを非表示/違反報告)
白野威(プロフ) - 流星さん» 小説見てくれたんですね！！面白いだなんて勿体ないお言葉！！；ありがとうございます！！！頑張ります！！ (2016年1月12日 19時) (レス) id: 7143424c77 (このIDを非表示/違反報告)
流星(プロフ) - どうやったら、こんなに面白い作品が作れるんですか！？更新頑張ってください！ (2016年1月12日 18時) (レス) id: 6de36c9df2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：照昇 | 作者ホームページ：http://ginngatannpennsyuu
作成日時：2016年1月5日 4時
