第六章 〜”リアル”鬼ごっこ〜 ページ17
「そう言うと思ったぜ…てことだ。小百合、お前は下がってろ。」
しりもちをついた女の人は小百合というらしい。
「い、いえ‼私もグレン様と共に…‼」
「お前じゃ足手まとい。」
「ぅぐ…;」
「さぁて?やるか＿＿＿＿」
『ッ…‼』
不意打ちで、グレンに突っ込む。
互いの刀が
ｷｷｯ
と嫌な音を出す。
「少しは待てねェのか?お子様だな。」
『それしか言えないのか?クソジジイ。』
「俺はまだまだ若いッつの‼」
グレンに弾かれて空中に跳ぶ。
そして、“あの時”の様に一回転する。
だが、ここでは斬撃は放たない。
あの時と同じ戦法でいくと、絶対に負けるから…。
「なんだ、仕掛けてくると思ったが…少しは学習したみたいだな。」
『余計なお世話だ。』
床に降りると
「＿＿どこ行くんだよおいっ。もう逃げるのかー?」
扉に向かって走る。
『“逃げる”んじゃねーよ。これが今の私の戦闘スタイル。』
言い終わるか終わらないかで
ﾊﾞﾀﾝ
扉が閉まった。
「やれやれ…。小百合。お前ソイツを運べ。まだ生きてんだろ?」
「あ、はい!…
息はしてます‼」
「んで…＿＿＿＿あー、深夜?俺だ。
お前のお気に入りが１人斬って逃げた。ん?いや、死んでない。急所は外してあるっぽいぞ。
東の方へ走ってったはずだから。あぁ、んじゃな。」
ﾋﾟｯ…
「よし、俺も行くか。」
・
・
『…』
可笑しい。
どう考えても可笑しい。
何故追いかけてくる兵が１人もいない?
少なくとも１０人はいても可笑しくないのに…?
罠・・・?
その時、
「はい、み〜つけた。」
『‼』
角から１人、でてきた。
『あ‼…暮人の義弟‼』
「その覚え方もやなんだけど…まぁ、今はそれどころじゃないか。」
またコイツか…深夜。
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流星(プロフ) - ファイト！(*￣0￣)/ オゥッ!! (2016年1月13日 18時) (
レス) id: 6de36c9df2 (このIDを非表示/違反報告)
白野威(プロフ) - 流星さん» 小説見てくれたんですね！！面白いだなんて勿体ないお言葉！！；ありがとうございます！！！頑張ります！！ (2016年1月12日 19時) (レス) id: 7143424c77 (このIDを非表示/違反報告)
流星(プロフ) - どうやったら、こんなに面白い作品が作れるんですか！？更新頑張ってください！ (2016年1月12日 18時) (レス) id: 6de36c9df2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：照昇 | 作者ホームページ：http://ginngatannpennsyuu
作成日時：2016年1月5日 4時
