続 ページ18
今日は町の人からの情報収集。
情報収集ともなれば二手に分かれなくてはならない。
全然良くないのに、影で密かにガッツポーズをするA。
「俺は西、お前は東の方に行ってくれ。」
『う、うん。分かった…』
エドと別れ、Aは気を取り直して情報集めに入った。
・
『次はこっち言われた酒場へ行って…って、あれ?』
町の東側には林道が多かった。
そこを通ってるうちに深くまで来てしまったらしい。
『あぁ、戻るのか。面倒臭いなぁ…』
適当に来た道を引き返そうと、踵を返した。
その時だった。
『ｯ!』
上からの気配。
Aは自分に振り下ろされる刃物を持つ手をはたくと後ろへ下がった。
強い強くないは別として、昔から運動神経と反射だけは良いA。
懐から小刀をだし構える。
錬金術だの、銃だの、大刀だの使う最近には珍しい武器だった。
Aの目線の先には仮面をかぶった２人の者。
一人は苦無を、一人は刀を所持していた。
そして
『…』
服にはウロボロスのマークが書かれている。
『へぇ、ウロボロスって刺青じゃなくてもいいんだ。
随分ちゃっちいね。』
Aは挑発的にほほ笑むと地を蹴った。
『エドやリンの手なんか借りずともホムンクルスなんて私が倒す!』
振り下ろされた小刀の先にいた２人は左右にソレを避けた。
『…流石にこれじゃ無理か。
次は仕留めるから。』
普段の純粋な笑み、台詞とは真逆。
冷徹な笑みと台詞はその場の空気を凍てつかせた。
すると
「Aっ!」
『!』
聞きなれた声が聞こえた。
『エド‼』
「お前は下がってろ!」
大きく跳躍したエドは錬金術で造った刃物を苦無を持つ人物に振り下ろす。
「お前はこの事をリンたちに知らせろ!」
――お前じゃ足手纏いだ。
『っ私も戦う!』
昨夜の言葉を思い出したAは小刀を構え、刀を持つものに振るう。
ｶｷﾝ､ｶｷｨﾝ‼
と刃がぶつかる音が２か所で響く。
『うぅ…っ!』
押され気味なA。
相手が刀を振り上げた。
Aはそれに目を瞑る。
しかし、
「っ!」
Aの前には大きな壁があらわれる。
刀を壁を貫くことはできずAまで届くことはなかった。
『エドぉ!』
見なくても分かった。
エドの錬金術だと。
「早く行け‼」
大声で叫ぶエドの声。
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そな。(プロフ) - 今更リクエスト無しですかね･･･。できれば金色のガッシュ・ベルのガッシュお願いします〜！ (2021年5月1日 11時) (
レス) id: b50717a1b8 (このIDを非表示/違反報告)
Matubara(プロフ) - リクエストでシカマル・白・ゲンマ・ハヤテ・イズモ・イタチ・サスケの激甘お願いします("｀д´)ゞ多くてすいません (2017年6月26日 17時) (レス) id: 61132168c1 (このIDを非表示/違反報告)
月長石(プロフ) - リクエストおねがいします！文ストの太宰さんとハンターハンターのキルア、マギのジャーファルさんをお願いします！お忙しいようでしたら、遅くなっても大丈夫です！沢山リクエストしてしまってすいません。 (2017年4月7日 21時) (レス) id: 5aab864791 (このIDを非表示/違反報告)
みーたん - HUNTER×HUNTERでフェイ激甘 (2017年4月1日 22時) (レス) id: 46104a2fe8 (このIDを非表示/違反報告)
白野威(プロフ) - lilyさん» 取りあえずは他の方たちのが先決なのでそれが書き終わり次第のものとなってしまいますのでなるべく早く書けるよう頑張ります！！ (2016年10月29日 17時) (レス) id: 3d1ec451e6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：沈月 | 作者ホームページ：http://ginngatannpennsyuu
作成日時：2016年8月22日 15時
